資生堂のWebを活用した新ビジネスモデル
資生堂が「創業140周年」「制度品ビジネスモデル誕生90周年」という節目にあたり、Webを活用した新ビジネスモデルを発表した。
2012年4月より国内でかつて前例のない 「店舗とネットを融合した大規模な取り組み」をスタートする。
①女性が美しくなるための情報が集まった「企業」と「顧客」を結ぶプラットフォーム「Beauty&Co.」 4月2日開設 →月間利用者数約200万人を目標とし、早期に国内美容系サイトNo.1を目指す。
②資生堂と顧客、店舗をつなぎ、IT技術を活用した次世代サービスを提供する「watashi+」 4月21日開設 →今後5年間で売上高100億円台(初年度数十億円)を目指す。
【新ビジネスモデルに移行する理由と期待する効果】
IT技術が進化を遂げ、「世界の3人に1人がネット利用者(約24億人)」となっている。
情報量が拡大し、「選択不可能なほどの情報量(1996年からの10年間で531倍)」になっている。
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情報の洪水に溺れ、どれが自分に本当に合う化粧品であるか認識できず、店頭でも膨大な商品の中から何を選択すればよいのかわからない現代の女性
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あらゆるミスマッチ(情報、店頭、カウンセリング)が生じてきている。
【店頭とネットを融合した新ビジネスモデルの概要】
①「ビューティー・アンド・コー」で顧客と出会う→②「ワタシプラス」で顧客との関係を深める→③顧客を取扱店に誘導。お客様に実感していただく。
※新ビジネスモデルでは、従来の枠組みの中では獲得できなかった顧客との接点が増えることを期待している。
【2つのサイトと既存店舗網で構成される新ビジネスモデル】
新ビジネスモデルは「ビューティー・アンド・コー」「ワタシプラス」の2つのサイトと、既存店舗網で構成されている。
資生堂は、「相互にお客さまを紹介するなど、リンクした活動をおこなうことで、それぞれの魅力を増し、国内市場の活性化につなげていく」としている。
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