資生堂は、フジサンケイグループ主催の第21回「地球環境大賞」(審査会委員長・有馬朗人氏)において、同社の取り組みが評価され「日本経済団体連合会会長賞」を受賞した。
これは、同社が実施している事業活動と一体となった環境への取り組みが評価されたもの。なお、表彰式は2012年4月24日、東京元赤坂の明治記念館にて開催される。
「地球環境大賞」は、「産業の発展と地球環境との共生」を目指し、産業界を対象とする顕彰制度として、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン、名誉総裁・秋篠宮殿下)の特別協力を得て1992年に創設された。
今回受賞した取り組みは、「TSUBAKI」に配合されている中核原料であるツバキ油の産地、長崎県五島列島において、社員自らが椿を守り育てる活動を実施し、その実から再び高品質なツバキ油を搾油、商品に配合するというサステナブルな資源利用を実現する事業と一体となった環境活動だった。
資生堂の社名の由来である「至哉坤元(いたれるかなこんげん)万物資生(ぱんぶつとりてしょうず)」という中国の“易経”の一節には、「大地の徳(地球の恵み)はなんと素晴らしいものであろうか。すべてのものは、ここから生まれる」という意味がある。
今回の活動も価値づくりの源泉である大地の徳を活用しながら、持続可能な社会を目指すという考えがベースにあり、同社では社名の由来の精神に基づいた活動と位置づけている。今後も社会貢献のみならず事業活動と一体となった環境活動を推進していくとしている。
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この記事は粧業日報 掲載
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