花王は、米国のシンクタンク「Ethisphere Institute(エシスフィア・インスティテュート)」が2012年3月15日(米国時間)に発表した「World's Most Ethical Companies(世界で最も倫理的な企業)2012」に選定された。2007年の初回以来、6年連続の選定であり、6年連続の選定は日本企業では唯一となる。
「世界で最も倫理的な企業」とは、企業倫理や企業の社会的責任を専門にする米国のシンクタンク「エシスフィア・インスティテュート」が、2007年から世界の企業を対象に「企業倫理と法令順守に関する取り組み」「レピュテーション、リ-ダ-シップ、イノベーション」「CSR関連活動(企業の責任ある活動・市民活動)」「コーポレート・ガバナンス」という4つの評価軸で優れた企業を選定、発表しているもの。今回は全世界100カ国以上、36業種の企業が評価に参加し、過去最多の企業の中から最終的に145社が選定された。6年連続での選定はグローバル企業でも少数に限られている。
花王では、創業者が残した「正道を歩む」という言葉を掲げ、法と倫理に則って行動し、誠実で健全な事業活動を行うことを企業行動の原点に据える。こうした考えを日々実践していくために企業行動指針「花王 ビジネス コンダクト ガイドライン」を制定、各国の特性や事例を踏まえた研修を実施して、世界各国のグループ社員への浸透を図っている。同時に、法令や倫理に反するおそれがある行為について社員が通報・相談できる「相談窓口」をグループ全社に設け、社員が疑問を解決し、安心して責任ある行動ができるようサポートしている。
こうした取り組みに加え、環境を経営の根幹に据えるという方針に基づき、花王では昨年6月に新研究施設であるエコテクノロジーリサーチセンター(ETRC)を開設するなど、環境への取り組みを強化しており、その点も高く評価された。
同社では今回の選出を受け、「今後も環境に配慮した製品や、誰にでも使いやすい製品など、環境や社会の課題解決に貢献する『よきモノづくり』をさらに進化させ、地球と社会のサステナビリティに貢献していく」とコメントしている。
この記事は粧業日報 掲載
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