ライオンは、1月~2月にかけて、流通関係者を対象とする「春のプレゼンテーション」を全国7地区で開催する。2日間(9、10日)にわたって開催された東京地区のプレゼンテーションには、小売・卸合わせて約1000名が来場した。
特設会場には、主力ブランドの中でも伸びている分野に製品を厳選して投入するという同社の方針に沿ったオリジナリティ溢れる今春の新製品を、カテゴリーごと(オーラルケア、ビューティケア、ファブリックケア、ハウスホールド、OTC医薬品)に集結。それぞれのブースでは、開発担当者が熱心に新製品の特長やアピールポイントなどを説明していた。
ビューティケア展示ブースでは、2月12日発売のワキ汗・汗ジミ対策を提案する新制汗剤「Ban汗ブロックロールオン」(医薬部外品、40mL、参考売価698円〈税込〉、写真右)を紹介した。
女性の社会進出に伴いストレスによる発汗機会の増加や、シフォンなど薄手服飾素材の流行などにより、女性の83%が「ワキ汗・汗ジミ」を気にしている。また、ワキ汗・汗ジミが気になる場面は、「朝の通勤時」(71%)、「おしゃれな服を着た時」(67%)、「緊張している時」(56%)で、ワキ汗が気になる理由は、「ニオイ」(51%)、「汗ジミ」(34%)、「ベタつき」(15%)となっている。(2013年4月同社調査、N=640)
そこで「Ban汗ブロックロールオン」では、新制汗技術を採用した。
ナノイオン制汗成分(クロルヒドロキシアルミニウム)が汗の出口にフタをし、汗が出る前にワキ汗をブロック。汗ジミやニオイの原因となるワキ汗を出る前にしっかり抑える。さらに、殺菌成分IPMP(イソプロピルメチルフェノール)配合でニオイ菌を殺菌し、1日中しっかりニオイを防ぐ。
「従来の制汗技術では、制汗成分を塗布した直後に肌上に膜を形成するものの、皮膚の動きによる伸縮や衣服による擦れなどから、次第にひび割れや剥がれ落ちが生じ、肌への密着性に難点があった。
しかし、新制汗技術では、肌への密着性・柔軟性を高めるべく、制汗剤初となるマイナスイオンポリマーを配合した組成の開発に成功した。
新制汗剤を塗布すると、中に入っているナノイオン制汗成分とマイナスイオンポリマーが汗腺と密着性の高いプラグを形成することで汗をしっかりと抑えるので、ワキ汗の制汗効果は従来制汗剤と比較して2.5倍アップした」(同社)
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この記事は週刊粧業 掲載
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