子会社化した「アユーラ」など
オリジナル商材が充実
アインファーマシーズ(本社=札幌市、大谷喜一社長)がビューティ色を前面に押し出した業態として札幌や首都圏で展開している「アインズ&トルペ」が、大型店の出店やオリジナル商材の開発を加速させるなど攻勢を強めている。
今回は、2015年7月末にオープンした「新宿東口店」を取材した。
駅前にそびえるビルの約390坪(3フロア)の大型店には、子会社化した「アユーラ」やPB「LIPS and HIPS」などの新ブランドを導入しているほか、カフェも組み入れるなど新たな試みが目白押しとなっている。
オープン後の売れ行きは出足が好調だといい、近い将来には売上トップの旗艦店になる見通しだ。
==都心の一等地に出店、約400坪にカフェも==
都心の一等地に出店、
約400坪にカフェも
猛暑真っ只中の7月末、英ロンドン発のファストファッションブランド「トップショップ/トップマン」と入れ替わるかたちで、「アインズ&トルペ」は華々しくオープンを遂げた。
出店条件として「都市型・大型店」を最も重要視している「アインズ&トルペ」にとって、願ってもない千載一遇のチャンスであった。
そんな同店は、地下1階・地上2階の3フロア構造となっている。
地下1階は免税対応を主眼に置き、主要メーカーのカウンセリング化粧品と薬を重点的に配置。集客の鍵を握る1階は、バラエティに富んだメーク商材や、ヘアアクセサリーなどの雑貨類を充実させた。
その上層には、定番から人気、さらにオーガニックなどまで幅広いスキンケア商材がズラリと並ぶ。洗顔アイテムなどをその場で試せるように「ウォータースタンド」(水場)も設置。さらにこのフロアには、メークなどのイベントや講座を行うスペース、そして初めてカフェも構える。
「アインズ&トルペ」などを運営するドラッグストア(物販)事業部の石川香織 商品部長は、「商品とサービスを組み合わせ、多くの女性に『キレイ』を提案したい」と話す。
都心の一等地に出店、約400坪にカフェもあと74%
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この記事は粧業日報 2015年10月28日号 1ページ 掲載
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