第5回 「『モノ消費』から『コト消費』に変化?」

 消費者の購買が『モノ消費』から『コト消費』中心に変化しているといった趣旨のレポートが複数の機関から発表されていると思う。

 こうした動向に対応すべく、2010年1月に実施したアットコスメのサイトリニューアルでは、従来からニーズの大きいアイテムカテゴリー別の導線に加えて、ユーザー毎の興味、関心を切り口に情報閲覧できる『関心別トップページ』を新設した。該当ページのアクセス数は1月からの半年間で約200%まで伸びており、やはりユーザーニーズの高さを実感している。

 サイト利用状況からみる美容関心ワードのTOP3は、『毛穴ケア』『美白ケア』『ニキビケア』。一般アンケート等でも常に上位を占めるこの3大お肌悩みに関連したページは、季節を問わず、とくにアクセスが多い。

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山田メユミ

株式会社アイスタイル 取締役 CQO / コーポレート領域管掌

東京理科大学を卒業後、化粧品原料メーカー研究開発部を経て、化粧品メーカー商品開発部に勤務。在職中に趣味で始めた化粧品のメールマガジンへの反響をもとに、化粧品クチコミサイト「@cosme(アットコスメ)」を立案し、99年12月に@cosmeオープン。2000年より株式会社アイスタイルに正式参画し、同社取締役@cosme主宰兼CCO(最高コミュニティ責任者)として活躍。その後、アイスポットの社長となり、現在に至る。その他、イベントや業界セミナーなどで、消費者動向や化粧品トレンドに関する講演活動を多数行っている。

http://www.istyle.co.jp/

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