第2回 今ドキアラフォー&アラフィフ女性の化粧品の店頭購入から学ぶ販促〈後編〉

 前回は、バブル世代の化粧品店頭購買行動のうち「接客タイミング」「中立性」について分析しました。今回は図にある3位、4位の「空間」「プロフェッショナル」を解説します。

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(アラフォー・アラフィフ世代女性が化粧品売場に求めること)

 「店員や他の人の目を気にせずテスターを試せる個室が欲しい」(45歳・会社員)のように「プライベート空間」を売場に求めるのもこの世代に目立つ声の一つです。肌悩みも深刻になる年齢だからこそ、人前で堂々と肌を露呈したくない、若い人と一緒のカウンセリング空間に抵抗がある、という心理の表れかと思います。

 「有料でもいいので区切られた空間で座って試したい」(51歳・主婦)のように本当に良いサービスならばお金を出す価値観も持ち合わせている世代です。お試しスペースを「購入機会の場」にする事も売場施策の一つといえそうです。

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松下令子

美容専門PR・販促支援会社 (株)DSプロモーション 代表取締役

「顧客と一緒に汗を流す」をモットーにPR・販促事業を展開。 医療機関テスター設置活動など独自の販促支援事業が好評。 「当連載では、私たちが業務を通じて得た“今日から試せる”  PR・販促施策のヒントをあらゆる角度から提案します」

http://www.ds-p.net/

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