第4回 中国化粧品市場の概況

【週刊粧業2014年8月4日号5面にて掲載】

 今回は、弊社が7月に発刊したレポート「中国化粧品マーケティング総鑑2014年版」より、調査結果のサマリーをご紹介したいと思います。

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●中国化粧品市場規模推移(2009~2013年)

 中国化粧品市場は、経済成長による中間所得層の拡大や女性の美容意識の高まりにより、2008年以降、年10%程度の伸び率で急拡大してきましたが、2013年は景気減速の影響もあり、前年比8.3%増の1331億5000万元(ブランドメーカー出荷金額ベース)となりました。

●中国化粧品市場の製品カテゴリー別市場規模(2013年)

 製品カテゴリー別市場規模推移は上記の通りです。2013年では、スキンケアが55.1%で最も多く、次いでヘアケアの26.1%、メイクアップの14.9%、フレグランスの3.9%となっています。日本と比較すると、スキンケアとヘアケアの比率が高く、メイクアップの比率が低いことが特徴となっています。

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浅井潤司

(株)矢野経済研究所主席研究員

2000年に矢野経済研究所に入社後、主にビューティー・リラクゼーション業界の市場調査、分析業務を担当。また、調査・分析業務だけでなく、中国市場進出支援、販路開拓支援、新規事業支援、地域振興・産業振興支援などのコンサルティング業務も手がけている。

http://www.yano.co.jp/asean_india/index.php

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