第9回 「自分への投資」という消費意欲が高まる新・オトナ世代の美容意識

【週刊粧業2014年11月3日号12面にて掲載】

 最近、女性向け商品やサービスの企業のマーケティング担当の方と話す際によく話題に上るトピックとして、40~50代女性すなわちF2・F3層の世代をターゲットにした商品開発や施策があります。

 総務省統計局国税調査によると、40~50代女性の人口比率は、2015年予想では20~30代の約2倍近くというデータも出ています。少子高齢化の日本市場において、層が厚く美容への消費意欲が高いこの世代は見逃せないターゲットといえるでしょう。

 F2・F3層の美容意識を弊社で調査したところ、9割近くが「20~30代の頃に使用していた化粧品を全部あるいは一部違うものに替えた」という回答でした。その「切り替え」理由は「もっとエイジングに特化したいから」が1位です。さらに、「20~30代に比べて美容関連にお金をかけるようになったか?」の調査には、「お金をかけなくなった」と答えた人は全体の27%に対し、約半数の48%が「お金をかけるようになった」という結果です。


続きを読むには無料会員登録が必要です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • 化粧品業界の優良記事を
    お届け
この記事のお問い合わせはこちら

松下令子

美容専門PR・販促支援会社 (株)DSプロモーション 代表取締役

「顧客と一緒に汗を流す」をモットーにPR・販促事業を展開。 医療機関テスター設置活動など独自の販促支援事業が好評。 「当連載では、私たちが業務を通じて得た“今日から試せる”  PR・販促施策のヒントをあらゆる角度から提案します」

http://www.ds-p.net/

一覧に戻る
ホーム > 連載コラム > 第9回 「自分への投資」という消費意欲が高まる新・オトナ世代の美容意識

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop