【週刊粧業2017年8月28日号14面にて掲載】

 温度をコンセプトにした商品、今年は急増しています。

 「フローフシ LIP38℃ リップトリートメント」(全5色、うち1色はWeb限定6.5ml 1600円、7月7日発売)は、すっぴん唇の体温を上げ、色気を放つ「38℃」の血色感を再現するというコンセプトで、独自の美容成分エンドミネラルが巡りにアプローチし、唇を38℃の色温度へ導くとか。また、人間が本来持つ潤い力「美肌菌」に着目。うるおいに関わる肌の常在菌に働きかける乳酸菌「ラ・フローラ」を配合し、「唇フローラ」を整え自らうるおい続ける唇にするという、流行の菌コスメの要素も入っています。

 スキンケア効果とメーク効果の両面からアプローチして作る血色感、そして唇フローラと、色でおしゃれを楽しむリップメークとは全く違う角度の新発想アイテムです。

 冷やして使うケアも続々と出ています。「JIMOS Macchia Label アイスワインパック」(48g 4609円、7月1日発売)は、冷凍庫で凍らせておいて使用するアイスパックです。マイナス9℃の冷却感で紫外線による肌内部のほてりを鎮め、希少成分アイスワインなどの美容成分がうるおいとハリを与えます。

 今年はこの商品以外にも冷蔵庫で冷やすのではなく、冷凍庫で凍らせるというものが増えています。面倒といえば面倒ですが、年々暑さが増している気がするこの季節、アイスワインというのがまた美味しそうで楽しい感じです。

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廣瀬知砂子

女性潮流研究所 所長 / 商品企画コンサルタント

実践をモットーとする化粧品コンサルタント 現場発想で生み出した独自の商品企画法やトレンド分析法で、大企業から中小企業まで多くのヒット商品を手がけている。

http://www.beautybrain.co.jp/

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