第46回 注目を集める韓国系メーカー「愛茉莉化粧品(上海)有限公司」の動向

【週刊粧業2013年12月2日号4面にて掲載】

 今回は韓国市場ナンバーワン企業であるアモーレパシフィックの中国現地法人、愛茉莉化粧品(上海)有限公司の動向を紹介したいと思います。



 1.企業基本情報

 アモーレパシフィックは2000年に愛茉莉化粧品(上海)有限公司を設立して中国に参入しました。2011年は戦略の見直しを行ったことにより売上は前年割れとなりましたが、2012年の売上高は前年比137・1%の9・72億元となりました。

 2.製品・価格戦略

 中国では、プレテージラインで百貨店展開の「蘭芝(ラネージュ)」(200~300元)、ミドルラインで大衆百貨店と専門店で展開する「夢粧(マモンド)」(100~200元)の2つが主力ブランドです。同社のブランドは『日本ブランドと同等の品質安全性を保ちながら値ごろ感がある』という訴求で展開しているため、同レベルの日本ブランドより安価な価格設定となっています。

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浅井潤司

(株)矢野経済研究所主席研究員

2000年に矢野経済研究所に入社後、主にビューティー・リラクゼーション業界の市場調査、分析業務を担当。また、調査・分析業務だけでなく、中国市場進出支援、販路開拓支援、新規事業支援、地域振興・産業振興支援などのコンサルティング業務も手がけている。

http://www.yano.co.jp/china/

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