化粧品を購入する時に影響を与える要素は口コミ、パッケージ、ブランドネームなどさまざまである。 化粧品は美しさを訴求するだけに、イメージが大事であり、そのイメージを作るのにモデルの役割は大きい。特定の化粧品を思い浮かべる時に、自然とそのモデルを連想してしまうからだ。 その時代に一番ホットな話題となる人気のスターや俳優が化粧品モデルになるのは、今...
韓国化粧品市場は毎年成長を続けており、消費者からは商品力や手ごろな価格だけでなく、独特な容器を求めるニーズが高まっている。最近ではユニークな容器やパッケージなどデザインで差別化をはかる傾向にある。すでに化粧品の容器は単なる"イレモノ"ではなくなってきている。主要成分の表示やかわいらしさの訴求に加え、企業哲学を反映させたものなど、斬新な容器で消費者の目を引こうとする動きが...
韓国において日本の化粧品は品質がよいというイメージが強い。同じアジア人種なので基礎化粧品は韓国人の肌に合い、なおかつメークアップ製品は品質の高さと独特なデザイン、斬新なアイデアなどで人気を集めている。 最近は韓国ブランドも人気が高まっているし、原発問題で日本製品全般に対する不安感はあるが、それでも認知度の高いブランドは継続的に韓国市場に挑戦して成果をあげている。...
韓国のブランドショップを訪問すると、他国ではあまり見られない独特な販売方式を見ることができる。製品を購入すると無償サンプルを沢山つけてくれるのだ。 これは製品の広告および市場テストと、韓国の「情」という文化が結合してできた独特なマーケティング方式である。店舗販売だけではなく、オンライン販売や雑誌でも様々なサンプルマーケティングが行われている。 ...
IT技術の活用は化粧品業界も例外ではない。各企業はオフライン店舗だけでなく、オンラインマーケティングにも力を入れている。最近は大手企業からブランドショップ企業までオンライン販売サイトを作るようになった。個人のブログやオンラインコミュニティ、さらにはスマートフォンなどのIT機器の発達により、ツイッターやフェイスブックなどソーシャルネットワークまでマーケティングの領域は広がり、かつ進化している...
最近、韓国の化粧品業界ではビューティフード、つまり美容食品が新たな収益モデルとして脚光を浴びつつある。 健康と美は直結するという理論が一般的に広く知られるようになり、多くの化粧品メーカーが美容・健康食品を市場に導入している。美容食品を高級化・差別化につながる商材として積極的に取り入れており、肌に塗布するだけではなく中からも有効成分を取り入れて肌が本来持つ力を高めると...
2010年、韓国化粧品の市場規模は7兆9000億ウォン(消費者価格基準)と8兆ウォン台突破も目前に迫っている。 化粧品市場は2005年に底を打って以降、上向きに転じ、以来、毎年成長し続けている。特に2010年は「ARITAUM(アリタウム)」と「BEAUTIPLEX(ビューティプレックス)」をはじめとするマルチブランドショップが前年比20.1%増と急成長し、市場をけ...
化粧品流通チャネルとしての百貨店 韓国の化粧品市場における百貨店の占有率は2010年基準で約26%である。百貨店の化粧品売り上げは1980年代から伸び続けており、その競争力は他のチャネルに類を見ない。2010年現在、国内最大手のロッテ、新世界、現代の約80店舗で、百貨店売り上げ全体の約9割を占める。 2010年、百貨店の化粧品売り上げ ...
メディカル化粧品は機能性化粧品のマーケティングから生まれた。 最近韓国の化粧品業界で話題になっているのがコスメディカル、コスメシューティカルというメディカル化粧品である。 「コスメディカル」は化粧品を意味するコスメティックと、医療を意味するメディカルを合わせて作られた言葉であり、「コスメシューティカル」はコスメティックとファーマシューティカ...
韓国の化粧品と言ったら、先ず浮かび上がるのはBBクリームである。韓国の化粧品産業の本格的な発展にこのBBクリームが莫大な影響を及ぼした事は間違いないが、今はほとんどのブランドメーカーがBBクリームを持っているし、最近は色々な機能を添加したり、男性用の製品もリリースしたり、第2のBBクリームになれるような新しいアイテム(発酵化粧品、蜂毒化粧品、幹細胞化粧品など)の開発にも励んでいるなど、韓国...
吉田武史
吉田法務事務所代表、日本薬事法務学会理事長
東京理科大学薬学部在学中に行政書士国家試験に合格し、吉田法務事務所を開業。卒業後は薬剤師とのダブルライセンスで薬事許認可業務の代行申請、コンサルタント業をスタート。薬事専門の法務家として、国内外で活動中。今年8月には日本で初の薬事法専門の学会である「一般財団法人日本薬事法務学会」を設立。
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