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【週刊粧業】大手流通業の2022年戦略

【週刊粧業】大手流通業の2022年戦略

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流通業は引き続き、コロナ禍で先行き不透明な状況にある。20年度はマスク、消毒液など衛生用品の特需や巣ごもり需要で、ドラッグストアやSMが好調だったが、緊急事態宣言の発出や外出自粛の影響で、GMSは苦戦を強いられた。ドラッグストア、SMは21年度、前年の反動減が現れているものの、概ねコロナ前の水準を上回り、堅調に推移している。GMSを展開する大手流通業は20年度、グループ企業の業種構成の違いによって明暗が分かれた。21年度上期の業績はGMSの苦戦が続いているものの、連結子会社の収益改善で概ね、増収増益となった。急速な環境変化と新しい消費行動への対応に向け、デジタルの活用などによる構造改革が迫られている。

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