【週刊粧業】2023年上期オーラルケアの最新動向
持続的な事業成長を図っていくためには、革新的なイノベーションの創出が欠かせない。化粧品の研究開発(R&D)においては近年、「クリーンビューティ・サステナブル」の考えをベースに、「安心・安全性」「機能性」「感性・官能性」といった面で研究力や技術力を向上させ、競合優位性を確立していくことが重要なポイントとなっている。また、変化する社会環境や顧客ニーズに迅速かつ幅広く対応し、従来の化粧品では実現できなかった新たな価値をもつ製品やサービスを生み出すためにも、R&D部門の強化は必要不可欠だ。今特集では、独自の研究・技術力で業界をリードする大手化粧品メーカー6社(ポーラ・オルビスHD、コーセー、花王、資生堂、日本メナード化粧品、伊勢半)のR&D戦略と最新の研究成果を紹介する。