週刊粧業マーケット

2024年12月16日発行 39~43ページ掲載

【C&T・2025年1月号】地域特性を活かした取り組み

【C&T・2025年1月号】地域特性を活かした取り組み

価格500円

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近年、地方の自然や文化、ライフスタイルに魅力を感じる人が増え、ある調査では都市圏に住む20代の4人に1人が地方移住に強い興味を持っているという結果も出ている。また、ふるさと納税やご当地キャラクターの人気などの影響もあり、地方への関心は高まり続けている。こうした背景の中で、化粧品業界における地域特性を活かした取り組みは、ブランドの差別化や製品の魅力を深める重要な要素となっている。地域の自然環境や文化を反映させた製品開発は、消費者との感情的なつながりを深め、ブランド・製品の価値を高めることにつながる。また、地域コミュニティとの協働は、地域活性化への貢献だけでなく、新たなアイデアや技術を取り入れる機会や企業の認知度向上、市場開拓として企業の成長にも寄与する。一方で、地域特性を活かした取り組みには「地域資源の安定的な供給」や「過剰なローカライズが逆に市場での幅を狭めてしまう」といった課題も挙げられる。そのため、取り組みの中では地域企業との連携を密にし、持続可能な生産体制を確立することで供給不安を減らし、地域の素材や技術を取り入れつつも普遍的に通じる価値を提供するなどの工夫が必要不可欠となる。本特集では、地域特性を活かした取り組みを実践する企業・団体として、ポイントピュール(沖縄)、ジャパン・コスメティックセンター(佐賀を中心とする北部九州)、高研(山形)に話を伺った。各社は、地域資源を活用した製品開発や取り組みを行い、地域経済の発展に貢献するとともに自社の成長にもつなげている。

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