週刊粧業マーケット

2025年04月07日発行 21～24ページ掲載

【週刊粧業】わが社のニッチ技術

国内化粧品市場の成熟化が進む中、ニッチ戦略で新たな成長領域を見出す企業の動きが活発になってきている。トレンドの移り変わりが速まる中、オープンイノベーション型の製品開発も広がり、クリーンビューティやパーソナライズ、フェムケアといった新たなニーズに対応する製品開発では、専門性・独自性のある技術や製品を持つ外部企業を活用するケースも増えている。特集では、それぞれの専門領域・得意領域で、新たな価値創出や市場創造につながる技術や、その技術を活かして開発された製品・サービスを紹介する。

■特集/わが社のニッチ技術～独自性で新たな成長領域を見出す
◎日本色材工業研究所～「クリーン・ビューティー」を軸とした付加価値の高いメークアップに注力
◎サティス製薬～機能価値と情緒価値が体感できる製品開発を追求
◎ホシケミカルズ～酷暑の過酷な環境下で生じるニーズに対応したODM製品を提案
◎みらい中央研究所～界面活性剤と高圧乳化機を使わない乳化技術に強み
◎阪本薬品工業～グリセリンとグリセリン誘導体の基礎研究に注力し新たな価値を創出
◎アンズコーポレーション～高機能処方と敏感肌処方の付加価値を追求、独自の3D評価試験も活用促進へ
◎DRC～ビッグデータ分析で刺激スコアを可視化、安全性試験の価値向上へ
◎ニコダームリサーチ～国内外の評価機関と連携し独自の評価方法で新価値創出
◎クラウン・パッケージ～化粧品業界の新たな選択肢としてオール段ボール素材のパッケージを
◎日本精化～リン脂質素材でW/O処方を提案、アプリケーションの拡大にも期待
◎ホルス～組織ごとに分けて独自開発した羊膜エキスの提案を強化