2017年 化粧品専門店ブランドの最新動向・トレンドまとめ


こちらのコーナーでは、「2017年 化粧品専門店ブランドの最新動向・トレンド」をテーマに、市場のトレンドや参入各社の取り組みについてまとめています。

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再販制度撤廃後の真価が問われる「化粧品専門店ブランド」

姉妹紙「週刊粧業」が2017年1月1日号において発表した推計によると、2016年の業態別化粧品販売高は前年比1.2%増の3兆5396億2200万円となり、5年連続で前年比プラスで推移した。その中で、化粧品専門店の販売高は0.3%増の4704億9200万円となり、2年続けての成長となった。

資生堂 ベネフィーク

資生堂は、専門店ブランド「ベネフィーク」において、「若年層」「シニア」「デジタル」の領域を強化し、新たな出会いを増やす方針を発表した。本格的なテコ入れが行われる中、計画通りの数字で推移し、若年層とシニアの取り込みも成果を挙げているという。

カネボウ化粧品 トワニー

1996年、「トワニー」は「生体のリズム」に基づく専門店専用ブランドとして産声をあげた。2万円台の「センチュリー」を頂点に1万円台の「ラグジェ」、5000円の中核ライン、3000円台の「グロウ」まで幅広いレンジの価格帯を展開、SKUは400ほどに及ぶ。

コーセー プレディア

コーセーは、1996年5月16日、化粧品専門店向けに「Sea & Spa」をコンセプトとする「プレディア」を発売した。当時、女性の社会の社会進出が進み、ストレスを抱える女性が増えたことを受け、その癒しを「海」と「スパ」に注目し、独自の皮膚科学を融合させデビューした。

アルビオン イグニス

アルビオンは、1996年11月1日、女性のスキンケアニーズに応え、植物の持つ力に着目したナチュラル志向のスキンケアブランドとして「イグニス」を立ち上げた。「今日の肌」だけでなく「明日の肌」を見つめ、植物のエネルギーを取り入れることで肌本来が持つ力を高めて美しさを引き出すというコンセプトは、それまでの同社のブランドとは方向性の大きく違うものとなった。

ヒノキ肌粧品(全品医薬部外品)

1956年創業のヒノキ新薬は、肌本来の力を引き出し、健やかな素肌へと導くスキンケアブランド「ヒノキ肌粧品」(全品医薬部外品)を化粧品専門店・調剤薬局などで展開している。

ハリウッド オーキッドシリーズ

ハリウッドでは、1960年に代表ブランドとなる「オーキッドシリーズ」を発売し、化粧品メーカーとしての色を強めていった。

ヴェルジェ シェルクルール化粧品

スキンケアブランド「シェルクルール化粧品」を展開するヴェルジェは、パーソナルな肌トラブルにとことん向き合うカウンセリングサービスを構築し、提供し続けて今年創立30周年を迎える。

【C&T・2017年10月号】再販制度撤廃後の真価が問われる「専門店ブランド」

化粧品専門店の販売高は0.3%増の4704億9200万円となり、2年続けての成長となった。プラス基調となった今、確実に専門店が得意とする「カウンセリング」にニーズが存在することから、改めて「制度品」と呼ばれる化粧品ブランドのあり方について注目していく。今特集ではメーカー6社(カネボウ化粧品、コーセー、アルビオン、ヒノキ新薬、ハリウッド、ヴェルジェ)を取材した。


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