ブックタイトル週刊粧業2019年4月8日号

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概要

週刊粧業2019年4月8日号

(15)2019年(平成31年)4月8日 週  刊  粧  業 (第3種郵便物認可) 第3155号にてエシカル原料であることを示す「Fo r L i fe(フォーライフ)認証」を取得し、サステナブルなエイジングケアオイルとして紹介を開始した。 「プリンセピアオイル」は、ヒマラヤ高地の限られた場所にしか自生しないバラ科の花「プリンセピア」の種子から抽出された天然植物オイルで、抗酸化成分として知られるビタミンEを豊富に含み、中でも「γトコフェロール」はオリーブオイルの35倍以上を占めている。そのほか、リノール酸やオメガ3・6・9の不飽和脂肪酸も多く含まれている。 オーガニック・ナチュラル化粧品市場は拡大傾向が続く成長カテゴリーで、近年は「エコサート」をはじめとするオーにて、世界52の国と地域からの応募総数6375点の中から金賞(インテリア/内装部門)に選出された。 授賞式は3月15日にドイツ・ミュンヘンで行われ、受賞作品はハンブルグの「iF design exhibition Hamburg」で展示されるほか、iFデザイン公式サイトである「iF WORLD DESIGN GUIDE」や、「iF designapp」に掲載される。 受賞にあたっては、ドラマチックでありながらも繊細なブランド体験を提供している点や、「触」れて感じて「見」て感じるという神経科学的な手法でプロダクト体験を提供している点、プロダクトが出現する最後の場面にクライマックスを迎えるミステリアスな展示デザインなどが評価された。 資生堂は、SHISEIDOのスキンケアライン「エッセンシャルイネルジャ」の開発背景や研究の世界観を表現した展示「EXPERIENCE A NEW E N E RGY」が、国際的なデザイン賞の1つである「iFデザインアワード2019」 会う人に「映画がライフワークです」と言うほど、映画を見る。昨年の鑑賞本数は数えていないが、頻度から考えると、新旧合わせて約200本見た。 映画について話すと、いつも「どんな映画が好きか」と聞かれるので困ってしまう。告白すると、涙を流した映画ですら、時として憎むべき映画に加えることがある。 たとえば、映画「永遠の0」(小説ではないと断っておく)では、主人公岡田准一が必死の形相で特攻する瞬間にラストを迎える。むろん、国のためではないと物語上で否定しているが、最終的に特攻を国抜きで正当化する論理をつくりだしてしまっている。しかも、岡田准一という好演する役者が演じた結果、特効に向かう必死な形相から強烈な印象が生まれ、人によっては簡単に涙を流してしまう。 むろん、私も映画で誰かが死ぬ瞬間を見ると、素直に感動して涙を流す。しかし、このような涙を流しても、見終った後の気分は、特攻を擁護する映画を見たことで、あまり気分が良くない。 近年ブームになっている「涙活」でデトックスに励む読者がいれば、本当に申し訳ないが、やはり涙は善悪の基準にならないと思う。どのような物語で、どういった映像を、どの役者で撮ったのか。これらを1つひとつ吟味するとそうなる。 では、どんな映画が良いのだろうか。最新作からあえて選ぶなら、稲垣吾郎主演の「半世界」を挙げたい。 この映画では、稲垣演じる炭焼きの主人公が、友人や家族のために奮闘する。グローバルな「世界」とも、狭い「世間」とも言えない「半世界」の中で必死に生きる人々の姿は、ロケ地の伊勢で方言を一切使わず、都会的であり続ける役者たちに強く表れている。この主人公も、苦楽の果てに、ある結末を迎える。ネタバレは避けるが、見終わって「お天気雨」で感動したという回答を得られれば、私の思う「良い映画」が伝わったことになると思う。まだギリギリ上映中なので、可能なら見ていただきたい。   (五)善悪の基準とは何かクス」の分析ツールと共通のSONY社製の高性能肌カメラと水分センサーを用いて肌を計測し、これまで蓄積してきた1800万件の肌のビッグデータをもとに、「肌バイタル状態」と「うるおい」「透明感」「ハリ感」に新たに「シミレベル」「シワレベル」を追加した美肌の5要素における現在の肌表面の状態を分析する。 肌カメラと水分センサーから得られるうるおい・色・明るさ・キメなお求めは電話: 03-3836-2601  またはホームページhttp://www.syogyo.jp/ より。50,000円2018 年度(2015 年、2018年)消費者調査データCD-ROM20182018好評発売中!CD-ROM for Windowsルチェック」は従来の所要時間の半分の約10分間で、よりスマートかつスピーディーに肌分析から顧客に合ったケア方法までを提案する。どの計測値から独自のアルゴリズムにより「肌が本来の力を発揮できているか」という「肌バイタル」を5段階で絶対評価。美肌の5要素は、結果を同年代平均と比較し、-5歳、±0歳、+5歳の3段階で示す。 さらに「新・肌バイタ資生堂 ポーラは、2017年7月より展開しているポーラ美容理論に基づいた肌分析カウンセリング「肌バイタルチェック」をリニューアルし、新たにシミ、シワに関する2つの分析項目を追加して、より短時間での測定を可能にした「新・肌バイタルチェック」を7月1日より開始する。 「新・肌バイタルチェック」では、パーソナライズドブランド「アペッ問題の観点から企業のサステナビリティへの関心も高まっている。 そうした市場環境にあガニック認証取得原料を採用して市場での差別化を図るブランドが増えている。また、環境・社会って、エシカル原料は今後、製品価値から企業価値を高める素材としても注目を集めそうだ。ポーラ「新・肌バイタルチェック」を開始「エシカル認証」原料で化粧品の新価値を提案環境経営HD 環境経営ホールディングスは、医療・美容分野を中心としたコンサルティング事業の一環として、国内外の支援団体・企業との連携によるビジネス創出プロジェクトを推進している。 2018年3月には、エシカルプロジェクトを通じて取り扱う化粧品原料「プリンセピアオイル」「iFデザインアワード2019」金賞を受賞