ブックタイトル週刊粧業2019年4月8日号

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概要

週刊粧業2019年4月8日号

第3155号 (第3種郵便物認可) 週  刊  粧  業 2019年(平成31年)4月8日(8)業務拡張につき正社員募集設計・施行管理・営業など業務全般経験者優遇※問い合わせは営業本部まで  03-5316-1027粧品とエステの両分野で新商品を発売することができた。これを機に、これまでよりもスピーディて提案を行っている」(マーケティング事業本部サロンコンサルティング部東日本グループ次長 藤章人氏) SNSにより情報入手が容易になっている昨今、個人サロンオーナーが独自に情報を仕入れ、特徴を見据えた上での問い合わせが増えている。 「信頼獲得は業界全体が一丸となって取り組まなければならない問題だ。そのためにも私たちは常に国内に限らず、海外展開も含め、新しい情報を共有していきたいと考えている。2018年度はメーカーとして、化ニュコース(2万7000円)とソワーニュ フィエルテコース(3万5000円)の2つのフェイシャルエステメニューを提供するほか、メイクアップとホームケアのアドバイスも行う。 フェイシャルエステでは、ハンド・ブラシ・ガラス管を使ったディープクレンジングにより、自宅では取りきれない毛穴の奥の汚れまでしっかり取り去る。使用するアイテムは、クレンジング・ 1979年創業のCPコスメティクスは、1989年からサロン展開をスタートし、今年で創業40周年とサロン展開30周年の節目を迎えた。 現在は、CPコスメティクスの主力エイジングケアライン「ソワーニュ」と、ソワーニュ最高峰のエイジングケアライン「ソワーニュ フィエルテ」を用いてフェイシャルエステティックを行う「CPサロン」を全国で約1240店舗展開し、会員数は14万人にのぼる。 CPサロンでは、フェイシャルエステで使用する化粧品のボトルキープ制(キープメンバーシステム)を採用し、ソワーエステティック特 集CPコスメティクス創業40周年を迎える今年は「CPサロン」の認知拡大に注力提案が製品の定着へとつながったという。 「エステティック業界は人手不足も相俟って厳しい状況が続いており、結果を求めるお客様がクリニックへ流れるなど集客面でも厳しくなっている。そこでエステ業界全体がリラクゼーション等で付加価値を高めようと試みており、このような流れに合わせ 日本ビューティコーポレーションは、「顔専門」のエステティックを掲げ、カウンセリング型化粧品販売やエステティシャン養成学校の運営、サロンコンサルティングなどエステサロンに関するトータルビジネスを提供しており、化粧品、直営エステティックサロンともに新規開拓に注力している。 中でも、2018年11月に発売した「パウダーエッセンスCO」(5g1万2000円)は、肌へのコラーゲンの浸透力を高める新たな特許製法を用いることで幅広い年齢の女性の肌悩みに対応できるといい、新規・既存顧客問わず、他の商品へと派生していくような提案が可能になった。 エステティック分野では、リフトアップや引き締め、しわの改善など、効果的なエイジングケアが可能なRF(ラジオ波)エイジング美顔器「サーマティノア」を導入した。個人サロンなどの受注が増えたことで売上が拡大しており、こうしたソフトとハードの両面からのローション・マッサージ・マスクの4品で、フェイスラインを引き上げるオールハンドのマッサージにより肌を引き締まった印象へと導く。 「CPサロンの客層は40~50代が5割を占め、クチコミをきっかけにサロンへ通われる人が多い。首都圏よりも地方都市や郊外へと店舗が広がっており、地元密着でお客様の自宅に近く、1つのコミュニケーションの場となっている」(草苅徹マーケティング本部本部長兼マーケティング部部長) 創業40周年を迎えた今年は、CPサロンの認知日本ビューティコーポレーション美容液と美顔器が好調な売れ行きソフトとハードの提案で定着を図る拡大に向けて2月にミス・ワールド・ジャパン2019の公式スポンサー契約を締結した。さらに、3月には新コーポレートメッセージ「美しさを、力に。」とコーポレートマークをTVCM(テレビ山口)で発信した。 「CPサロンではお客様として当初通っていた女性が、その後オーナーとなって活躍されているケースも多い。新たなお客様がサロンに来店され、そこから新たなオーナーが生まれるよう、今年は認知の拡大に注力していきたい」(長坂洋明マーケティング本部マーケティング部次長)人紘祥会日置クリニックの日置正人院長(医学博士)が床ずれの治療薬として炭酸ガスに着目して研究を進める中で偶然開 メディオン・リサーチ・ラボラトリーズは、「炭酸パック(CO2ジェルマスク)」を核にした「メディプローラー」ブランドを、エステサロンや美容クリニックの施術用として提案して炭酸美容の啓発を促している。 炭酸パックは、医療法発に成功した製品で、同社はその炭酸ガスの美容効果を広める会社として創業した。炭酸パックの効果は美容のプロフェッショナルの間で評判となり、2006年には一般市場向けにスキンケアブランド「ドクターメディオン」を立ち上げ、バラウェーブコーポレーション「スパトリートメント」が販売好調主力商品の1つとして育成進める微粒子結晶で、スピクルが皮膚に刺さることで有効成分の浸透を助ける働きがあり、美容成分を配合したインサートジェルと併用することでエイジング効果が期待できる。 同製品をメニューにプラスし、施術面を充実させていくという。 「他社にないであろう製品を出していくことが、プロユースとして始まった当社の価値づくりにつながっている。今後、中国管理局の許可が下りれば、中国本土での店舗販売も可能になり、それから先は東南アジアにも少しずつ販路を拡大していく。エステティックでは個人店のサポートをしていくことで業界大手とは違った形の活性化ができればと考えている」(営業部取締役営業本部長 石井建弘氏)いる。 エステティック分野では、リラクゼーションジャンルでフェイシャル、ボディ、ヘアケアを3本柱に、施術と商品を一体化させたメニューづくりを行うことで付加価値を高めている。 以前より「スパトリートメント マイクロパッチ」に搭載してきたマイクロニードル技術を活かした、溶解性マイクロスピクルを利用したマッサージジェル「スパトリートメント ルーススピクル」を今年より発売し、主力商品の1つとして育成していく。 マイクロスピクルは多面体形状のヒアルロン酸 エステやスパサロンを中心に商品を展開し、今年で22年目を迎えるウェーブコーポレーションは、インバウンド需要の取り組みに注力しており、免税店での展開やKOL(キーオピニオンリーダー)を重視した宣伝活動を大型ビジョンや看板広告、デジタルサイネージを中心に積極的に行っている。 中でも、スキンケアブランド「スパトリートメント」を宣伝の柱に位置づけており、ヒト脂肪細胞純化培養液エキスにより肌馴染みを高めた保湿シート「ストレッチiシート」は昨年240万個もの販売を記録したことから、さらなる拡大に向けて生産体制を強化してメディオン・リサーチ・ラボラトリーズ炭酸パックとの強力なシナジーを発揮するプレミアムシリーズを展開ーに価値あるものを提案し続けていきたい」(代表取締役 力石徹社長) 現在、同社ではさらなる顧客価値の追求に向け、直営サロンの価値や強みを根底から見直す取り組みへ動き出している。草苅氏(左)と長坂氏日 置 博 士