化粧品OEMのナユタでは、定評のあるゲル化粧品と透明石鹸を主軸にOEM事業を展開してきた。
高い保湿力と簡便性、低刺激が特徴のゲル化粧品の愛用者のニーズに応えて開発した透明石けんは、天然由来成分を主体とし、界面活性剤とアルコールフリー、原料に石けん素地を使わない、肌にやさしい使い心地が好評を博している。
「石けんのおいしいところを集めた処方を組んだ。泡立ち、洗浄力に優れながら、低刺激を実現した。ロットは1000個単位から対応する。現在は丸型のデザインのみだが、来年開催されるCITE Japanまでにそれ以外の型や新たな包装形態にも対応できる目処をつけたい」(山崎尋士社長)
三郷市にある自社工場では、インラインキャッパーの導入、ベルトコンベアの入れ換えなど、継続的に設備投資を行ってきた。大型の真空乳化釜の投入もあって1日の仕込み量は最大で1200kg~1600kgと、多ロットにも対応可能になった。
国内外の顧客の信頼度を高めるべく、化粧品GMP(ISO22716:2007)またはISO9000~1の取得を検討している。
オリジナル化粧品を多数手がけており、来春頃までにスキンケア新製品を導入する計画だ。改良点などをOEM事業にフィードバックし、研究開発に活用していく。
「2010年5月期は売上げが若干減少したものの、増益を果たした。ゲルや石けんへの問い合わせが多く、新規取引先が増えた。今後はゲルの技術を深掘りするとともに、それ以外のアイテムの提案も強化し、今期は10%増を目指す」(山崎氏)
この記事は週刊粧業 掲載
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