話題のアイテム・本格多機能バッグ「himoシダイ」(エトワール海渡 )

カンタンに言うと

話題のアイテム・本格多機能バッグ「himoシダイ」(エトワール海渡 )

 ファッション・生活雑貨の総合卸商社、エトワール海渡 (本社=東京、海渡二美子社長) では2010年5月より、 「himoシダイ」 (1995円~) を発売し、 同社オリジナルの 「インナーポーチ」 に続く、 ヒット商品となっている。

  「himoシダイ」 は、ひもの長さを調節することで、ポシェットやショルダーバッグ、ポーチなど、シーンに応じて様々な使い方ができる。その開発背景から今後の商品展開まで同社の大関和久氏と海老原美江氏に話を伺った。

プラスαの機能加わりより魅力的に進化

 機能性とデザイン性を兼ね備え、女心をがっちりと掴んだ「himoシダイ」。実はこの商品、同社の大ヒット商品である「インナーポーチ」に寄せられた新たな要望からヒントを得て、企画・開発したものだという。

  「以前より、取引先の小売店様やエンドユーザーから『インナーポーチの機能性を持ちながら、バッグとしても使えるような商品が欲しい』といった声を頂いていた。そこでインナーポーチをベースに、改良・工夫を重ね、今の『himoシダイ』の原型を完成させた」(大関氏)

 コンパクトなフォルムでありながら長財布の入る大きさを確保。バッグの内側と外側に多くのポケットを備え、収納性にもこだわった。そして、最大の特徴が、ひもの長さを調節することによってひとつのバッグで何通りもの使い方ができること。ひもを長くのばせばポシェット、バッグの周りに巻いて短くすればショルダーバッグや手提げに。さらにひもを外せばポーチやクラッチバッグにもなる。

  「ランチ時にお財布だけを持って外出されるOLさんに、お財布だけでなくハンカチや携帯も入れてポーチ感覚で持ってもらえたらいいなと思う」 (海老原氏)

 また、 旅行用の多機能バッグとしても重宝されているという。移動中はインナーポーチとして大きな旅行バッグの中へ。

 宿泊先で食事に行く時には貴重品などを入れてポシェットとして、といったようにシーンにあわせて便利に使いまわせる点が受けているという。

 こうした使い勝手の良さは、店頭に商品を並べただけでは、エンドユーザーに伝えきれないため、商品の使い方をイラストで示したタグをつけ、小売店の店頭用POPも用意している。

  「エンドユーザーと商品のコンタクトポイントである店頭で、商品の魅力をわかってもらえる工夫を、今後も継続して行っていきたい」(大関氏)

デザインのバリエーション豊富に幅広いニーズに応える

 機能性に加えて、豊富な色・柄のタイプが揃うのも「himoシダイ」の魅力のひとつだ。同社では、その時々のトレンドを取り入れながら、毎月4~6アイテムの新柄を投入している。現状のアイテム数は、柄物から色無地、メタリック調のものまで、約50種類ほど。直近では、今秋冬の新作として、人気のアニマル柄や細かいドット柄、ボンディング加工のアイテムも追加した。

  「『himoシダイ』 は色目や素材を変えて通年提案できる商材だ。化粧品店はもちろん、生活雑貨店、衣料品店と、幅広い業種・業態のお客様にお取り扱い頂いている。化粧品店、生活雑貨店では、化粧ポーチの新アイテムとしてのお取り扱いが多いためか、色鮮やかな花柄や、カラフルな絵柄をお持ち頂く割合が高く、衣料品店では、バッグとしてアウターに合わせやすい無地をお取り上げ頂く比率が高い。業態やその店ごとに必要とされるタイプが異なるため、お客様のニーズに沿った提案をするように心がけている」(大関氏)

 また、デザイン面も、小売店やユーザーの声を反映し、改良を重ねていきたいという。「発売当初、外ポケットに携帯電話を入れると落ちそうで心配だ、といった声があったため早速改良し、見た目のデザインもすっきりさせた。

 最近では、ひもの着せ替えは出来ないかという問い合わせもあり、ひもだけの販売をするかどうか検討しているところだ。今後も色や柄、素材、形などのバリエーションを増やし、さらに進化させていきたいと思う」 (大関氏)

  「himoシダイ」は、まさに使う人の使い方シダイで楽しさが広がる、注目の商品だ。

 〈問い合わせ窓口〉
 電話03-3661-1925 (サービスセンター直通)

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