大塚製薬は2011年9月8日、男性用スキンケアブランド「ウル・オス」の新製品「薬用スカルプシャンプー」(医薬部外品、300mLボトル1500円、500mLポンプ2400円、詰替用420mL1800円、9月13日発売)の発表会を開催した。
同社では「化けて装うのではなく、健やかに装う」をテーマにコスメディクス事業を推進してきた。この事業の一翼を担うのが、2008年9月に導入した「ウル・オス」であり、毎年アイテムを増やしながらミドルエイジ層の男性を取り込んでいる。
スカルプシャンプー導入の背景について櫻井千秋ニュートラシューティカルズ事業部コスメディクス事業部門担当リーダーは次のように語る。
「男性用シャンプー・リンス市場は2008年に100億円を突破し、規模を拡大してきたが、販売数量は2000万本前後で推移している。つまり、単価が上昇し、高価格帯が主流となりつつある。消費者調査でも髪に対し様々な悩みを持つ男性が多いことがわかり、それらに対応する高機能シャンプーを開発した」
「薬用スカルプシャンプー」はシメン―5―オール(殺菌剤)とグリチルリチン酸ジカリウム(消炎剤)が頭皮や毛髪の皮脂や汚れを取り除き、ふけ、かゆみ、汗のにおいを防ぐ。刺激の少ない植物由来のアミノ酸系洗浄成分を採用し、きめ細かく豊かな泡で髪と頭皮をやさしく洗い上げる。
「シリコンは毛穴をつまらせるので使用していない。ノンシリコンシャンプーは髪がきしみいやすいのでリンスとペアで発売されるケースが多いが、コアセルベーション技術によりノンシリコンながらリンスのいらない仕上がりを実現した」(櫻井氏)
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この記事は週刊粧業 掲載
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