美香園、創業100周年に先駆けスキンケア市場に本格参入

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美香園、創業100周年に先駆けスキンケア市場に本格参入

 美香園(本社=愛知県名古屋市、加藤勲社長)は今春、ドラッグストアを中心とする店販向けスキンケア「シェルビー」ブランドを起ち上げ、3in1スキンケア「シェルビー TANEKOのチカラ」を発売してスキンケア市場に本格参入を果たした。就任から約1年半が経過した加藤社長に参入の経緯と今後の展開について、小川忠司商品企画部課長には商品の特徴について話を聞いた。  創業100周年を来年に控える同社は、粉末石鹸や髪洗い粉の製造・販売から「タマゴシャンプー」などのヒット商品を手がけ、化粧品事業を拡大してきた。近年は一般市場向け「ビコウエン トニックシャンプー/リンスインシャンプー」や業務用「アローゼ」シリーズなどヘアケア商品群を軸に商品展開を行ってきた。 img1047_2.JPG  今回のスキンケア市場への本格参入について加藤社長は、「不況が長引くと、老舗メーカーともなると過去の栄光に囚われ、保守的になってしまいがち。淘汰の時代を迎え、メーカーとして新たなことにチャレンジしていく攻めの姿勢を商品でも示したかった」と語り、将来的にはスキンケアを事業のもう一つの柱に据える意向があることを明らかにした。新たな100年を築く土台づくりに、今年から来年にかけてスキンケア関連アイテムを積極的に展開していく方針だ。  第1弾となった「TANEKOの力」(全5品、30mL1200円、写真)は、1本で化粧水、乳液、美容液の3つの機能を持つ多機能美容液で、春は「龍眼(ロンガン)の種」「月見草の種」「オクラの種」の3アイテムを提案した。  8月には乾燥の気になる秋冬に向け、新たに「ヘチマの種」「シソの種」を追加。保湿効果のあるヒアルロン酸と各植物の種エキスを配合し、くすみや肌荒れ、乾燥、たるみ、ハリといった肌の悩み別に選べるラインナップを揃えた。

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