化粧品業界へ新たに参入を目指す企業は後を絶たない。OEMメーカーによる製造体制が整い、ECサイトを開設すれば通販がスタートできる時代にあって、その動きは加速化すると言われている。
化粧品業界への参入目的は様々だが、既存事業の将来性を危惧し、化粧品に新たな柱として白羽の矢を立てる企業すら出ている。この業界は異業種から見ると、魅力的に映るようだ。
新規参入ブランドはネット通販からスタートし、店頭販売へと販路を広げていくケースが多い。最初からリアル店舗でスタートする場合も含め、まずは催事で実績をあげることが最初のハードルになる。話題性のある商品は流通側から声がかかる場合もあるというから、工夫次第ではいきなり有力店に並ぶのも夢ではない。
ただ、そのような夢物語はごく一部で「新規参入企業はモノさえよければ売れる、ネット販売ならできると安易に考えがち。今の時代、モノはよくて当たり前。参入にあたっては最低限クリアしなくてはならない要素が沢山あり、それを1つひとつクリアするための経費とスタッフが必要である」(コンサルタント)のが現実で、一度きりの催事で埋もれてしまったり、商品が一人歩きをして値引き販売されてしまうなどの悲劇が繰り返される。
まずは「何をつくりたいのか」「どこに売りたいのか」を自ら定め、そこからサポート企業の活用が始まる。後発組だからといって遠慮はいらない。サポート企業と二人三脚で、消費者を魅了する画期的な商品を生み出し、市場を活性化していってほしい。
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この記事は週刊粧業 掲載
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