【化粧品アンケート調査】20代・30代女性が求める次世代の化粧品〈全般〉

メークもスキンケアも
使用開始は10代後半

　化粧品を使い始めた平均年齢は、スキンケアが16.5歳、メークアップ17.6歳で、高校生になってから化粧品ユーザーになる人が多いことがわかった。

　その一方で、500円以下で買えるポイントメークアップは100円ショップや雑貨店などで売られていることから、休日に小学生が母親と一緒にネールを楽しむこともあるという。

　つまり、ネールや口紅、マスカラなど一部のメーク製品を早期に使うことはあっても、本格的に化粧をするのはハイティーンになってしまうのではないか。校則もあり、プライベートで化粧を楽しむ時間は限られてしまうからだ。

　メーク人口の低年齢化で肌に負担がかかり、スキンケアユーザーも若年化が進むと言われている。近年は大手メーカーからも1000円以下で買えるスキンケア製品が発売され、10代でも手軽に化粧品が手に入れられる時代になった。高校生もしくは大学入学と同時に化粧と本気で向き合う女性が増える。

　この一番大事なタイミングで、メーカーが上手く啓蒙活動をできれば、その人のライフスタイルに化粧が上手くはめ込まれていくことになる。（記事全文・アンケート結果はこちら）

【その他のアンケート記事】
◎ボーダーラインは3000円、1000円以下の台頭も
◎価格と効果のバランス重視、成分こだわり派はごく少数
◎「価格」と「色」で双璧、新製品・新色志向1割
◎休眠コスメの復活は稀、保管後捨てられる運命
◎ドラッグストア購入が最多、過半数がセルフ販売を希望

【質問項目・化粧品全般】
１）あなたが化粧品を使い始めた年齢をお知らせください。
スキンケア（　　　　　　）歳頃／メークアップ（　　　　　　）歳頃

２）あなたがひと月あたりでそれぞれの化粧品に使うおよその金額をお知らせください。
〈基礎化粧品〉
ａ．1,000円以下　ｂ．1,001～3,000円　ｃ．3,001～5,000円　ｄ．5,001～10,000円　ｅ．10,001円以上
〈メークアップ〉
ａ．1,000円以下　ｂ．1,001～3,000円　ｃ．3,001～5,000円　ｄ．5,001～10,000円　ｅ．10,001円以上

３）あなたが基礎化粧品を選ぶ基準をお知らせください。
ａ．効果・効能　ｂ．価格　ｃ．肌質　ｄ．季節　ｅ．無香料（無添加）　ｆ．サンプル試用の結果　ｇ．成分　ｈ．その他

４）あなたがメークアップ化粧品を選ぶ基準をお知らせください。
ａ．似合う／好きな色　ｂ．価格　ｃ．新製品／新色　ｄ．品質　ｅ．メーカー名やブランド　ｆ．質感　ｇ．その他

５）途中で使わなくなった化粧品はどうしていますか？
ａ．すぐ捨てる　ｂ．家族や友人にあげる　ｃ．しまっておいてまた使う　ｄ．しまっておいて古くなったら捨てる　ｅ．その他

６）化粧品を購入する際によく利用するのは？
ａ．化粧品専門店　ｂ．ドラッグストア　ｃ．百貨店　ｄ．スーパー　ｅ．訪問販売　ｆ．通信販売　ｇ．バラエティストア　ｈ．ディスカウントストア　ｉ．その他

７）化粧品はどのような販売形態で購入したいですか？
ａ．美容部員や店員のアドバイスで　ｂ．セルフ購入（自分で）　ｃ．基本的にセルフで、必要なときには相談できる　ｄ．その他

【調査概要】
・調査実施：㈱週刊粧業
・調査コーディネート：㈱ソフィアリンクス
・調査協力：㈱クロス・マーケティング
・調査手法：インターネット調査
・サンプル抽出方法：㈱クロス・マーケティングが保有するネットモニタからランダムに抽出
・対象エリア：全国
・調査対象者：20～39歳の女性
・対象者割付：20～24歳、25～29歳、30～34歳、35～39歳：各103サンプル　計412サンプル

【消費者アンケート調査】化粧品全般の使用状況(2013年)はこちら