企業の推進力を自動車の構造に例え、その四輪は「社長」と「社員」に加え「顧客」と「商品」に置き換えたら検証がしやすいという分析論がある。つまり、いずれか一つがバランスを欠いても安全な走行が叶わないというのがうんちくの要点だといえる。
週刊粧業は2012年から特集企画「MVP商品」を設け、四輪のうちグッと一点に目線を絞り込んで化粧品日用品メーカーの販売前線を探っている。各社が各社らしい指標で「MVP」に挙げた製品の数々は、そのヒットが偶然性の賜物ではなく、精緻な狙いと生みの苦労が相まって市場に出て来たことが取材からわかる。
製販一体型企業では社内の部署間で揉み合いや衝突を繰り広げ、また製造を外部委託する業態では折衝や交渉を通じ、作り手と売り手が丁々発止を演じて「MVP」を輩出している。2013年上半期は、そうしたせめぎ合いから14の結晶が生まれた。
全14社が挙げた「MVP商品」の特性は、用途と顧客ターゲットを絞り込んだ開発の背景が共通している。
また、属性は「負の解消」と「美しさの向上」に大別することができ、この点が通期MVP商品の選出でも鍵を握ることになりそうだ。(「化粧品日用品企業の2013年上半期MVP商品」はこちら)
※画像は、小林製薬が今春発売した傷あと改善薬「アットノン クリーム」。
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この記事は週刊粧業 掲載
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