近鉄百貨店は6月13日、あべのハルカス近鉄本店タワー館をオープンした。初年度目標売上高は、専門店部分を合わせると取扱高ベースで1450億円とした。
化粧品売場はファッションビル「HOOP」や商業スポット「あべのand」との連絡通路があり、JR線の連絡口にもなっている同館2階に位置し、人々の往来で賑わいをみせる。
新ブランドやサービスが加わった化粧品売場の戦略について、花川京子MD統括本部婦人洋品部課長(化粧品・化粧品雑貨担当)に語ってもらった。(記事全文はこちら)
7ブランドが新たに仲間入り
化粧品は全45ブランド体制に
化粧品売場では約1800㎡のスペースに45ブランドが集結した。おおまかにスキンケアブランド、メークブランド、ファンデーションブランドのくくりでゾーニングを行った。
「2階はJRの連絡口と直結しているので最も来店者が多いフロアである。改装中はこの連絡口がクローズしていたので、それがもとに戻り、『HOOP』や『あべのマーケットキューズモール』にもつながった。ウイング館との連絡も階差がなくフラットでつながっているフロアなので行き来もしやすい。化粧品売場中央にはエスカレーターが4基あって通行量が多く、好ロケーションと言える」
改装前の化粧品売場は50~60代以上がメイン顧客だったが、改装後は20代の利用が増えた。今後は20~30代の取り込みをはかる。
その施策として実行したのがメークブランドの強化だ。新たに「ジルスチュアート」「ポール&ジョー」「ローラメルシエ」「ベアミネラル」を導入した。
「『ジルスチュアート』と『ポール&ジョー』は絶好調で、客数増加に大きく貢献している。ファンデーションに強い『ベアミネラル』と『ローラメルシエ』も予想通りの成果をあげている」(以下、省略)
【その他の記事詳細】
◎改装の目玉は新コーナー、テスターや旬の商材集結
◎ファッションや食品など他階との買い回りを推進
この記事は週刊粧業 掲載
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