化粧品開発展・国際化粧品展、前回比30%増の700社が出展

カンタンに言うと

化粧品開発展・国際化粧品展、前回比30%増の700社が出展
「最新原料セミナー」の新設で
コンテンツの魅力度を高める

 ――もう一つの柱である専門セミナーの見どころを教えてください。

 瀬戸 今回はセミナーの聴講申込が前回よりも伸びており、魅力的な内容を揃えられたと自負しています。業界で注目を集めている方々の基調講演特別講演などを行います。

 今回より、これまで要望の多かった「最新原料セミナー」を新設しました。化粧品を作るためには欠かせない原料の最新情報を知りたいという声に応えるため、国内外の原料メーカーによる20講演を行う予定です。

 さらに、エステサロン業界向けに「エステ経営セミナー」を開催し、化粧品業界と密接しているエステサロン業界の方々の来場を促進します。

 ――来場促進に向けた活動はいかがですか。

 瀬戸 業界関係者の来場を促すためには、様々なコンテンツの充実が必要であるため、海外からの出展企業を増やし、セミナーの内容を充実することに努めました。

 来場者数は、前回比50%増の3万人を目標としています。全体の出展社が前回よりも30%増え、魅力も30%増加しています。さらに、セミナーの聴講者数や来場者数が毎回右肩上がりで伸びていることから、3万人の目標は十分達成可能だと考えています。

 また、「商談を目的とした展示会」である以上、来場者数と同じく来場者の質も重視していきます。

 今回は、卸・流通、小売店などの企業に両展示会で約130万枚を超える招待券を配布し、興味を持ってもらえるよう働きかけました。

 こうした活動に加えて各企業の役職クラスの方々の来場を促進するため、直接電話連絡を行い、地道に誘致活動を続けています。新しい発見がある魅力的な展示会にすることができましたので、多くの業界関係者に来場してもらいたいです。
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