ケイズ、取扱容器のデータベース化めざす

週刊粧業 2017年3月27日号 8ページ

カンタンに言うと

ケイズ、取扱容器のデータベース化めざす
 化粧品の受託製造や容器調達を展開しているケイズは、独自の調達ルートを活かし、機能性とデザイン性を兼ね備えた海外容器の提案に強みを持つ。

 松村明子営業部第一営業課長は直近の取扱容器の傾向として、「韓国製のポンポンチーク容器と注射器型エアレス容器に加え、特殊チューブへの引き合いも増えている」と説明する。

 このうち、特殊チューブ(写真)は、先端が斜めカット形状のフロッキータイプで、塗りやすく肌あたりもやさしいため、リップグロスやコンシーラーなどで採用が増えているという。

 「お客様からは変わった容器が欲しい、あるいは化粧品を作りたいが何から手をつければいいかわからないという問い合わせが多い。日本にはない特徴ある海外容器を得意とし、さらに容器も中身も両方できる当社だからこそこうした声にも対応できる。今年からは、クッションファンデーションの容器調達だけにとどまらず、小ロットでの充填仕上げを新たに展開している」(松村氏)

 同社では今年度も引き続き、海外容器のさらなる取扱強化に取り組むととともに、容器部門の人員増強で取引先の掘り起こしを進めていく。

 また、人員増強に連動して人材教育にも注力し、その具体的な取り組みとして、今夏を目途に「取扱容器のデータベース化」の実現を目指す。

 「カタログはこれまで、全て紙ベースで社内保管しているが、データベース化が実現すれば外出先でもお客様にスピーディーな提案ができ、社歴の浅い社員でも長年蓄積してきた容器の情報を簡単に把握できる」(松村氏)
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