CITE Japan 2017、化粧品業界を支える316社が集結

粧業日報 2017年5月24日号 2ページ

カンタンに言うと

CITE Japan 2017、化粧品業界を支える316社が集結
日本化粧品原料協会連合会
吉岡会長 開催直前インタビュー

 化粧品に関する製造技術の研鑽と向上を目的としている化粧品産業技術展「CITE Japan」が5月31日~6月2日の3日間、パシフィコ横浜で開催される。毎回隔年開催されており、第5回大会から東西の化粧品原料協会が連合した「日本化粧品原料協会連合会」が主催となって運営している。

 第8回目となる今回は、2万㎡の展示ホール(A~D)を全て貸し切り、化粧品原料、OEM・ODM、容器といった化粧品業界企業316社(910小間)が出展し、技術発表は154題行われる。

 同連合会会長の吉岡正人氏に展示会の見どころについて話を伺った。

技術者集う祭典として機能強化

 ――業界内でも欠かせない展示会となりつつあります。

 吉岡 今回は前回(293社)を大きく上回る316社が出展し、さらに、小間数や技術発表数も前回以上となりました。また、前回と比較すると、異業種企業の出展が増えています。

 化粧品業界に関わる企業が増加してきている現在の業界の動向を反映しているともいえるでしょう。

 また、原料各社の出展数が増えています。

 海外向けの輸出が活発化していることで、原料メーカー・商社に対し、国際的に活躍できる原料を求める声が多いようです。

 海外からの出展社では、特に中国や韓国からの出展社が増え、35社49小間へと拡大しています。グローバル化がより一層進んでいると感じています。

 また、日本を軸にアジア圏への進出を目指すグローバル企業もいるなど、日本はアジア圏において重要な拠点となりつつあります。

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