中屋薬局、クロスセル販促で客単価アップへ

週刊粧業 2017年11月13日号 9ページ

中屋薬局、クロスセル販促で客単価アップへ
 西東京と神奈川県を商圏に調剤薬局を併設した地域密着型ドラッグストアを展開する中屋薬局は、調剤やOTC医薬品で積み上げてきた接客・サービスのノウハウを化粧品販売にも応用して固定客化を推進し、近年は化粧品に特化したカウンセリング型のセレクトショップ「アクアコスメラボ」も運営している。

 岡部仁史営業部長に話を聞いた。

 ――「アクアコスメラボ」業態は、2014年のイオンモール日の出店(東京・西多摩郡)に続き、今年9月に109MACHIDA(東京・町田市、写真)に2号店目をオープンしました。

 岡部 「アクアコスメラボ」の展開は、当社として初めて本格的なカウンセリング化粧品を取扱うことになった「薬局アクアファーマシー ミウィ橋本店」(神奈川・相模原市)での実績によるところが大きい。

 商品を購入するだけなら、ネット通販で事足りてしまう時代に、来店する価値を感じてもらう店づくりを目指し、取り組んできた。

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