通信販売協会、第7回定時総会で活動方針と阿部会長続投を決議

粧業日報 2018年7月2日号 3ページ

通信販売協会、第7回定時総会で活動方針と阿部会長続投を決議
 日本通信販売協会は6月22日、第7回定時総会を開催し、議案決議が全て滞りなく終了して新しい方向性が決まったほか、注目の会長選出では第13代会長を務めた阿部嘉文氏(オルビス顧問)へ14代も託す続投が決定し、会場には安心感を醸すような平穏ムードが漂っていた。

 冒頭の平成28年度事業報告では、消費者相談室「通販110番」に寄せられた「通信販売に関する相談」件数が5985件で、前年度に比べ8.9%の増加だったことなどが報告された。

 ただ、これは「詐欺的サイト」に関する相談が平成27年度の1048件から1685件へ急増したことが主要因であり、これに対し会員社に係わる相談数は11.8%減の1079件だったと補足資料が提示された。

 関連して、この消費者相談業務に関する広報活動についての報告もあり、協会の機関誌「JADMA NEWS」への掲載で積極的に発信したことに加え、各地方自治体が所管する消費者生活センター等の行政機関へ配布して生活者のアイキャッチも狙った。

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