DHC、コラーゲンペプチドにアトピー性皮膚炎抑制効果を発見

粧業日報 2018年8月10日号 5ページ

DHC、コラーゲンペプチドにアトピー性皮膚炎抑制効果を発見
 ディーエイチシーは、群馬大学医学部皮膚科監修のもとで進めた臨床試験の結果から、コラーゲンペプチドとマイタケエキスがアトピー性皮膚炎を抑制することを明らかにし、IID 2018 国際皮膚科学会議(米国フロリダ州、2018年5月16~19日)にて発表した。

 皮膚の慢性的なかゆみや炎症を特徴とする疾患であるアトピー性皮膚炎は、若年層においておよそ10人に1人が罹患しているといわれており、症状が重い場合、症状の進行とともにぜん息やアレルギー性鼻炎の発症へと続くアレルギーマーチとして知られる臨床的な連鎖へとつながる深刻なリスクを抱えることから社会的な問題となっている。

 マイタケエキスは、2009年にM.Nagaoらによって皮脂産生を促進することが報告されていた。

 また、同社の研究においてコラーゲンペプチドが肌に浸透することや皮膚保湿成分であるフィラグリンの産生を高めることがわかっていた。

 以上のことから、コラーゲンペプチドやマイタケエキスには、アトピー性皮膚炎時の過度な乾燥を防ぐことで発症リスクを低くする効果があると考え、研究を進めた。

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