肌疲れを冬に持ち越さない!秋の肌老化ケア

肌疲れを冬に持ち越さない!秋の肌老化ケア

酷暑を乗り越えて、日に日に秋を感じるようになってきましたね。
しかし!実は、肌老化がいちばん高まるのが秋。
厳しい日差しやエアコンにさらされた肌は老化リスクが高まっています。

若いころは少し無理をしてもどうにかなってきた肌も、
大人になるとあれ?なんか調子悪いかも…?なんて感じたり。
これからやってくる冬に向けていち早くケアしましょう。

夏にダメージを負った角質層

肌の表皮は下から基底層(きていそう)、
有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層(かりゅうそう)、
角質層(かくしつそう)と4つの層から成り立っていますが、
このいちばん外側にある角質層の厚さは0.02mmほどしかないと言われています。

この角質層が荒れてしまうとダメージを受けやすく、
保湿機能やバリア機能がちゃんと働かなくなります。

すると、肌のターンオーバーも正常に行われなくなるため
メラニンの排出がうまくできずに
シミになったり毛穴トラブルをひきおこすのです。

まだ油断できない紫外線

涼しくなり、汗をかく機会が少なくなってきても油断できないのが紫外線。
なぜなら夏の間に受けたダメージにより荒れた角質層から
紫外線の影響を受けやすくなっているのです。

夏のように強力なウォータープルーフの日焼け止めは必要ありませんが、
日焼け止めや日傘など、
紫外線対策は続けてくださいね。

ケアはこすらず丁寧に

ターンオーバーが正常でなく、
不要な角質が邪魔をしていては
化粧品をきちんと肌に浸透させるのも困難です。

日々のクレンジングはしっかりと、
でも荒れた角質層にこれ以上ダメージを与えないよう
ケアは優しく行いましょう。
オイルを使ったマッサージで肌を柔らかくするのもおすすめです。

乾燥が気になる朝は、
洗顔の代わりに化粧水で肌を優しく拭き取るのも有効です。

どうにも化粧品の浸透が悪いと思ったら、
弱めのピーリング剤を使うのもいいでしょう。

保湿は内からも外からも

保湿やアンチエイジングに有効な成分として有名なのがセラミド、
コラーゲン、プラセンタなど。

セラミドには天然セラミドやヒト型セラミドなどいくつか種類があるのですが、
肌がダメージを受けているときは人間の肌バリアに近い構造を持った
ヒト型セラミドがおすすめです。

そしてコラーゲンをサプリメントでも摂っている方は、
同時にビタミンCも摂ってくださいね。

体内でコラーゲンを吸収、生成するのにビタミンCが使われるので
コラーゲンだけ摂るのは非常にもったいないのです。

まとめ

日によってまだ暑かったり肌寒かったりするこの季節。
少しずつ、でも確実に冬に向かう中で
どんどん湿度が下がり乾燥していきます。
冬用化粧品を効果的に使えるよう、今のうちに肌を整えておきましょう。

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 肌疲れを冬に持ち越さない!秋の肌老化ケア

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop