宮本、2018年11月に新社屋と倉庫が竣工

週刊粧業 2018年10月22日号 86ページ

宮本、2018年11月に新社屋と倉庫が竣工
 2018年11月期の売上は、昨年より20%以上伸びる見込みです。既存のお客さま、新規のお客さまともに受注量が増えています。このため、社内はフル稼働状態です。

 当社では傘下に2つの印刷工場(足立工場、船堀工場)がありますが、自社容器の印刷加工だけでも一杯なので、外注先にもお願いして対応している状況です。

 容器業界は成形、印刷加工、ポンプなど全てのものが大混雑をしている様子です。受注が増えているのは、アウトバウンドの影響が大きく、中国に輸出をして急激に売上を伸ばしているお客さまが多いです。

 アイテムも多岐にわたり、欠品しないように前倒しで受注をいただくようになっているので工場の製造ラインは混雑しています。

 そのような状況でも、当社は自社在庫の容器がありますので、この場合は通常よりも納期を短縮できるのが強みです。この対応で新しいお客さまが増えています。

 今から5年前と比べると、容器業界の状況はずいぶん変わりました。ガラス容器の需要が減ってPETボトルの取り扱いが増えていた頃で、納期は通常のペースで対応ができていました。色々な金型をつくり、プリフォームのインジェクションブローのペット容器が出てきていました。

 当社が販売代理店を担うTOLY KOREA社が2018年4月に新工場をオープンしました。成形、加工、組立、検査を1つの建物の中でできるので、生産性やクオリティが向上しました。取扱数量は伸びていますが、日本ほど混在していないので、納期も短縮できます。

 当社は2018年11月末に新社屋と倉庫を竣工します。これに伴い、営業部や物流部門など全ての部署で人員を増強し、幅広い対応ができるようにします。流通在庫が増えているので、一般在庫用に外部の倉庫も増やす予定です。

 容器業界は納期が課題になっていますが、そのような状況下でも自社の特性を生かし、できる限りの対応を図っていきます。特に印刷加工については、社内で対応できるので比較的納期は早い方だと思います。

 今後は納期の短縮を目指して仕入れ先さまの拡充を図り、自社の設備を強化し、社内のイントラ整備も進めながら一人でも多くのお客さまを優れた製品で手助けしていきたいと思います。

 また、常にアンテナを張って容器業界の動向を把握しながら、新しい素材も取り入れていく方針です。(宮本浩樹社長)
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 宮本、2018年11月に新社屋と倉庫が竣工

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop