ネオネクリエーション、コベルプラ社の容器販売が好調

週刊粧業 2019年1月1日号 59ページ

ネオネクリエーション、コベルプラ社の容器販売が好調
 香料や化粧品原料、容器などの輸入代理店業を行うネオネクリエーションでは、現在新しい素材での容器開発に取り組んでいる。

 竹内昭夫社長に話を伺った。

 ――2018年を振り返っていかがですか。

 竹内 昨年は、ナクティスグループのシナロームユニットの国内総販売店となり、同社の合成香料やベースの提案に注力した。

 また、フレグランスコンタクト社の天然原料100%の調合香料や、コベルプラ社の容器の販売も順調に推移し、売上は当初の目標を大きく超え前年比約16%増となった。

 ――現在の注力施策について教えてください。

 竹内 訪日外国人観光客が増加する中で、日本では外国人に向けたラグジュアリーマーケットが形成されつつある。

 当社では、マスマーケットをターゲットにするのではなく、高品質でデザイン性の高い製品を求める層のニーズに応える製品開発を行うことで、日本発のラグジュアリーマーケットの形成に貢献していきたい。

 ラグジュアリー化を進める上では、新規性のある製品の開発が重要だ。

 ――製品開発について教えてください。

 竹内 佐賀県有田町の問屋と提携して磁器製のフレグランス容器を一から開発した。

 磁器の容器とフランス製のポンプとの嵌合がうまくいったので、現在は磁器製容器のフレグランスを開発し、提案を進めている。

 商売というのは前例がないことに挑むことであり、今までにあったものを踏襲していては、ビジネスを広げることはできない。いかに頭の中の発想を具体化していくかを大切にして、今後も新規性が高い、高品質な製品を提案していきたい。
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