SANSEI、全数検査必須で海外容器を強化

週刊粧業 2019年1月28日号 4ページ

SANSEI、全数検査必須で海外容器を強化


希望に合った海外容器を提案
オンラインでもアプローチ開始

 今回の「化粧品開発展」では、これまで注力してきた海外容器を紹介することはもちろん、検査場の精度を向上させたこともアピールしていく。

 海外容器に関しては、これまでの2冊のカタログに加えて3冊目の新しいカタログを作成し、メインのエアレス容器以外にも、韓国・台湾製品ならではのユニークな種類の容器を幅広く紹介する。

 環境保全が叫ばれる風潮の中で、海外容器は「エコではない」というイメージを持たれてしまうこともある。しかし、国内外問わずさまざまな容器を取り扱っている実績を紹介し、環境に配慮したバイオ素材由来の樹脂容器を提案するなど、海外容器の優位性をしっかりアピールしていく。

 展示ブースでは、検査だけでなく組立やセットアップができるスペースができたことを広く告知し、容器プラスαの充実したサービスを提供しているというイメージを醸成していく。

 昨年8月にはホームページをリニューアルし、カタログ掲載製品がインターネット上で閲覧可能になったため、展示会で気になった製品はオンラインカタログを見ながら自社でじっくり検討することができる。

 さらに、ホームページのトップには、重要なトピックをタイムリーに発信するニュース欄を設置した。今後はオンラインでも情報を提供していき、展示会などオフラインでのアプローチと相乗効果を図っていく。

 菅野充昭社長は、「生産性を向上させるための工夫は常に考えており、課題はまだたくさんあるが、前回の『化粧品開発展』からは確実に成長を遂げている。現状に満足せず、前進する機会になるような展示会にしたい」と語り、常に進化し続けるという同社の精神を強調した。
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