資生堂グループ、新組織体制(2020年1月1日付)

粧業日報 2019年11月28日号 4ページ

資生堂グループ、新組織体制(2020年1月1日付)
 〈資生堂ジャパン〉

 事業本部体制の再編/「お客さま(生活者)×ブランド」起点の事業活動を一層加速させる目的で事業本部体制を再編する。

 プレステージブランド事業本部では、「プレステージ/専門店ブランド事業本部」を「プレステージブランド事業本部」へ改称し、「クレ・ド・ポー ボーテ」「SHISEIDO」「NARS」「Laura Mercier」「DOLCE&GABBANA」「ベネフィーク」「オプチューン」「ナビジョン」などのブランドを管轄する。また、「プレステージマーケティング部」「専門店マーケティング部」の機能を再編・統合し、「プレステージブランドマーケティング部」へ改称する。

 プレミアムブランド事業本部では、「コスメティクスブランド事業本部」を「プレミアムブランド事業本部」へ改称し、「エリクシール」「アネッサ」「dプログラム」「HAKU」「プリオール」「リバイタル」「マキアージュ」「インテグレート」「マジョリカ マジョルカ」「アクアレーベル」などのブランドを管轄する。「エリクシール・リバイタル部」「アネッサ・dプログラム部」「リージョナルブランド部」の機能を再編・統合し、「スキンケアマーケティング部」「メイクアップ・セルフマーケティング部」を新設する。また、エリクシールとアネッサのブランドホルダー機能は資生堂へ移管する。ブランドマーケティングの実行力強化を目的として、「JCPCトレードマーケティング部」「事業戦略推進部」の機能を再編、「トレードマーケティング部」および「ブランド事業推進部」へと改称する。アカウント営業機能の強化を目的に「第3事業部」を「第1事業部」へ統合する。

 ライフスタイルブランド事業本部では、「パーソナルケアブランド事業本部」を「ライフスタイルブランド事業本部」へ改称し、「専科」「IHADA」「2e(ドゥーエ)」「ウーノ」「エージーデオ24」「シーブリーズ」「TSUBAKI」「コラーゲン」「N.O.U」などのブランドを管轄する。現「パーソナルケアマーケティング部」と「次世代事業開発部」の機能を再編し、「スキンケアマーケティング部」「メンズ・ヘア・ボディマーケティング部」を新設する。「エフティ資生堂」「資生堂薬品」「エテュセ」はライフスタイルブランド事業本部長のマネジメント下に配置する。

 エリア×ブランド育成の強化/お客さまとブランドの接点強化を目的に、現在、事業本部別となっている営業体制を横断で担当する「北日本事業部」「中四国事業部」「九州・沖縄事業部」を新設する。

 その他の組織再編/資生堂ジャパンのブランドマーケティング推進の基盤機能を効果的に統括する目的で、MDO(マーケティングディベロップメントオフィサー)を新設する。柔軟でスピーディーな商品開発プロセスへの変革をリードする「アジャイル開発プロデュース部」を新設する。事業経営・ブランドマーケティングに有効に活用できる客観情報の提供・分析を担う「市場情報部」を新設する。「ACPCトレードマーケティング部」を「ACPCマーケティングサポート部」に改称し、「メディア統括部」「ブランドマネジメント部」とともにマーケティングディベロップメントオフィサーのマネジメント下に配置する。

 資生堂ジャパンの事業戦略立案・実行機能を効果的に統括・管理するチーフアドミニストレーションオフィサーを新設する。「事業戦略部」を「戦略実行サポート部」へ、「ビジネスプラットフォーム開発部」を「店頭情報プラットフォーム部」へ改称し、「経営サポート部」とともにチーフアドミニストレーションオフィサーのマネジメント下に配置する。

 資生堂ジャパン全体のデジタルトランスフォーメーションを牽引するチーフデジタルオフィサーを新設する。現「EC事業部」を、eコマースを通じた顧客接点拡大を担う「EC事業部」と、資生堂ジャパン全体のデジタルトランスフォーメーションをリードする「DX(Digital Transformation)推進部」へ再編する。
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