ケイズ、OEM+容器のオールインワン提案を追求

週刊粧業 2020年1月20日号 7ページ

ケイズ、OEM+容器のオールインワン提案を追求
 化粧品容器の卸販売や化粧品の研究開発・製造を手がけるケイズ(本社=石川県金沢市)は、OEMゾーンに構える今展示会で「化粧品コンシェルジュ~ケイズって便利~」をテーマに掲げ、容器とOEM(バルク製造・充填)に精通した化粧品コンシェルジュとして、中身に合う容器との「オールインワン提案」を来場者に向けてアピールしていく。

 角嶋一幸社長に、今展示会の主な見どころを聞いた。

中身と容器のコラボ製品を中心に
「OEM+容器の提案」をアピール

 ――今回のテーマに込めた思いをお聞かせください。

 角嶋 化粧品業界の方々に当社が容器だけでなくOEMも手がけていることをさらに認知いただけるよう、今回はOEMゾーンに出展した。

 化粧品づくりを中身と容器のトータルで支える我々の強みを業界にアピールするため、「化粧品コンシェルジュ~ケイズって便利~」をテーマに掲げ、オールインワン提案ができる利便性の高さを「ケイズって便利」という言葉で表している。

 化粧品コンシェルジュを目指すため、2019年4月に容器メーカー・商社で初めて日本化粧品検定協会と法人契約を締結し、社員の提案力強化を進めてきた。

 ブースでは、「ケイズなら何でもできる」「困ったことがあったらケイズに相談しよう」と思っていただけるよう、OEM・容器両部門の営業が化粧品コンシェルジュとして来場されたお客様からのご相談に乗り、お客様1人ひとりに最適なオールインワン提案を行っていきたい。


 ――ブースの主な見どころは何でしょう。

 角嶋 ブース中央には中身と容器のコラボ製品を展示し、「OEM+容器の提案」をメインに行っていく。

 OEMでは、当社がこれまで15年以上にわたって開発してきた「セラミド」の画期的な新原料・新処方を紹介する。

 具体的な処方例としては、セラミドだけで乳化した界面活性剤と防腐剤フリーの無添加処方スキンケア化粧品「セラミドシリーズ」(化粧水・乳液・クリーム・美容液)を紹介する。

 新原料・新処方に関してはこのほか、当社独自のセラミド技術をアスタキサンチンにも応用展開した「アスタキサンチンリポソーム」(化粧水・美容液)と、超低分子ヒアルロン酸とエクトインを使用したエイジングと保湿・バリアを高めた化粧品「Hi₋Moist HA」、ヒアルロン酸・プロテオグリカン・プラセンタエキスを配合し、水溶性成分を油の中に配合することで保水機能をアップした「高保湿リップバーム」などを展示する。

 ブースではこうした新原料・新処方だけでなく、スキンケア製品全般(化粧水・乳液・美容液・クリーム・オールインワンゲル・洗顔フォーム各種・クレンジング各種など)の既存の汎用ベース処方も同時に提案し、幅広い処方例の中から単に中身だけを提案するだけでなく、中身に合う容器のトータル提案でお客様が理想とする化粧品づくりをサポートしていく。

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