ライオンBan、2020年はニーズに合わせて2ラインを展開

粧業日報 2020年3月2日号 4ページ

ライオンBan、2020年はニーズに合わせて2ラインを展開
 ライオンは2月5日、制汗剤ブランド「Ban」より、Ban史上№1の密着力を実現したワキ汗を抑える直塗りタイプの制汗剤「Ban 汗ブロック プラチナロールオン」(医薬部外品、40mL、オープン価格、2月5日発売)を投入するにあたり、新製品発表会を行った。

 当日は、ヘルスケアマイスターの芳賀理佳氏が「ワキ汗ケアの意識・実態」について、ビューティケア事業部の棚田将之氏、ビューティケア研究所の尾本百合子氏が「2020年新製品」について、それぞれ説明した。

 2019年は、東京で猛暑日(最高気温35℃以上)が12日、真夏日(同30℃以上)が55日、熱帯夜(夜間の最低気温25℃以上)が28日(連続日数25日は歴代2位)となり、秋も高温で統計開始以来最も高い気温を記録するなど、1年中汗をかきやすい環境へ変化している。

 このように地球温暖化がますます深刻化する中、制汗剤高関与回遊層(より機能の高い制汗剤を求めて買いまわる層)の人数は、全国の20~40代女性で約400万人(総務省人口推計と同社制汗剤ユーザー調査(n=2000)から試算)にも及び、制汗剤高関与回遊層(20~40代女性、n=300、2019年10月)では、ワキの「汗」「ニオイ」「シミ」いずれも85%以上の人が気にしていることがわかった。

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