20代~30代女性の化粧品カテゴリー別価格動向調査 2020

週刊粧業 2020年7月6日号 4ページ

20代~30代女性の化粧品カテゴリー別価格動向調査 2020
依然として低価格化が進行
使用率向上の課題も継続中

 化粧品業界は、高機能・高付加価値化とコモディティ化を繰り返しながら発展している。

 ここでは、スキンケアからメークアップ、ヘアケアに関する価格動向を調査した。

 同様の調査を実施した3年前の2017年、6年前の2014年と比べ、全体的に購入単価は下落傾向となっている。

 不況を迎えると、高価格帯と低価格帯の二極化が進みやすく、過去にも中価格帯市場が落ち込むケースが多かった。今後は新型コロナウイルスのパンデミックによる悪影響が懸念される。

「3000円以上」が増加
購入金額の二極化が顕著に

 洗顔料は、スキンケアカテゴリーの中で最も使用率が高く、9割以上(91.5%)の女性が使用していた。使用している女性(377人)のうち6割(232人)が、1000円未満の商品を選んでいる。

 17年調査との比較では、「500円未満」の低価格帯が6.1P減少して27.9%となった一方、「3000円以上」の高価格帯は3.9P上昇し10.9%となった。

 クレンジングも洗顔料と同様に、3年前に比べ、高単価な商品を選ぶ傾向が多少強まっている。「1000円未満」が3割以上とボリュームゾーンの価格帯であることは3年前と変わっていないが、「3000円以上」の高価格帯は3.5P上昇して15.8%だった。

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