PATACとKRC、2020年度ロジスティクス大賞を受賞

粧業日報 2020年10月2日号 2ページ

PATACとKRC、2020年度ロジスティクス大賞を受賞
 PALTAC(糟谷誠一社長)とKyoto Robotics(KRC、徐剛社長)はこのほど、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が主催する「2020年度ロジスティクス大賞」で「大賞」を受賞した。

 2社協働で実施した業界初の「日用品卸センターの省人化・自動化における知能ピッキングロボットの活用~マスタレス・ティーチレスのケースピッキングロボットの開発と導入~」の取り組みが評価された。

 PALTACの物流ノウハウと、KPC独自開発のピジョンセンサ、AIを活用したマスタレス・ティーチレスのケースピッキングロボットを共同開発し、19年11月に稼働したRDC埼玉に導入した。

 これによってロボットによるケースピッキングで必要だった煩雑な事前のマスタ登録や動作プログラミングが不要になり、出庫作業の自動化が可能になった。

 またケースピッキングロボットによって、高精度で計測されたデータ(ケースサイズ、重量など)を倉庫管理システムに取り込み、2次利用するシステムを構築している。

 年間1万を超える新商品の登録作業やリニューアル品の変更登録作業が不要になる。同時に、出荷作業などにも活用することで、入荷・保管・出荷に至る物流センター全体の人への負担軽減に寄与し、人手不足の環境下で物流倉庫での生産性向上に貢献する。

 今後も2社協働で、マスタレス・ティーチレスによる自動化の活用・応用範囲を広げることで、省人化・自動化を促進し、生産性の向上を追求する。
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