矢野経済研究所、自然派・オーガニック化粧品市場に関する調査を実施

粧業日報 2020年12月3日号 4ページ

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  • 2011年度の調査開始以来初のマイナス、2020年度は7.9%減の1290億円と予測
矢野経済研究所、自然派・オーガニック化粧品市場に関する調査を実施
 矢野経済研究所は、国内自然派・オーガニック化粧品市場を調査し、2019年度の自然派・オーガニック化粧品市場規模を、ブランドメーカー出荷金額ベースで前年度比1.7%増の1400億円と推計した。

 自然派・オーガニック化粧品の国内市場は、化粧品に関する安全・安心志向が高まっていることや、サステナブルなライフスタイルを意識する消費者が増加していること、敏感肌と自覚する女性が増加していること、イメージ先行ではなく、一般の化粧品に求められる機能も有するナチュラル・オーガニック化粧品が増えていることで訴求力が高まっていることなどを背景に、近年拡大を続けてきた。

 2020年度の自然派・オーガニック化粧品市場規模は、ブランドメーカー出荷金額ベースで前年度比7.9%減の1290億円と予測している。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う店舗休業期間があったことなどにより、2019年度を下回る見通しで、2011年度の調査開始以来初めてのマイナス成長が見込まれる。

 同社では、店舗休業の影響はECチャネルによって一定のカバーはされたものの、既存客の購買すべてを取り込むことは困難であり、カウンセリングを必要とする新規客の獲得は鈍ったものとみている。
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