ファンケル2021年3月期第2四半期決算、減収減益

粧業日報 2020年12月3日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 回復シナリオの前提崩れ、通期業績予想を下方修正
ファンケル2021年3月期第2四半期決算、減収減益
 ファンケルの2021年3月期第2四半期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比18.0%減の542億6500万円、営業利益が45.2%減の48億7800万円、経常利益が44.5%減の49億8600万円、純利益が39.1%減の35億7300万円となった。

 売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響による国内・インバウンド需要の落ち込みに加え、前年同期は消費増税前の駆け込み需要(約22億円)があったことにより、主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が減収となったことが響いた。

 「売上全体はほぼ計画通りで推移しているが、もう少し伸ばしたかった。チャネル別では、都心部の百貨店が厳しかった。9月の商業施設のセールが不振で直営店舗が思ったほど伸びなかった」(同社)

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