ライオン、グリーン物流で商務・サービス審議官表彰を共同受賞

粧業日報 2021年1月13日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 異業種3メーカーの共同連携輸送による労働環境改善・環境負荷低減を実現
ライオン、グリーン物流で商務・サービス審議官表彰を共同受賞
 ライオンは、モンデリーズ・ジャパン、J-オイルミルズ、鈴与とともに、令和2年度グリーン物流パートナーシップ会議 優良事業者表彰にて、経済産業省「商務・サービス審議官表彰」を受賞した。

 今回の取り組みでは、ライオンを含む異業種メーカー3社の貨物を、鈴与の高積載型スワップボディ車を活用し、関東~中京の中間地点に位置する拠点で中継輸送を行うことで、輸送車両台数の削減や実車率の向上、作業時間・待機時間の削減を図り、環境負荷の低減とドライバーの労働環境改善を同時に実現した。



 受賞にあたっては、メーカー3社と運送事業者が連携し、物量波動の平準化や入出荷時間の調整などを通じ共同連携輸送を行うことにより、環境負荷軽減と物流生産性の向上に貢献していることが評価された。

 今後は、荷主3社の運行を連携させることで、「車両台数の削減」(3台/日⇒2台/日)、「運行効率の向上」(実車率:96.5%)、「環境負荷の低減」(CO₂排出量を137.3t/年(約43%)削減)が見込まれる。

 また、2台の高積載型スワップボディ車両で中継輸送することで、「労働時間の短縮」、「労働環境の改善」(1泊2日運行を日帰り運行に改善)、「車輛手配業務の削減」(定期定時運行により車両手配・トレース業務の削減)も見込まれる。

 今後も業種業界に関らず、パートナーとなりうる企業と積極的に取り組みを広げることにより、効率的かつ持続可能な物流体系の構築を進めていく。
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