ライオン、コロナ禍の変化に即応した2021年春の新製品を紹介

粧業日報 2021年2月1日号 1ページ

カンタンに言うと

  • キレイキレイを「手洗いブランド」から「衛生ブランド」へと進化
  • 「ソフラン プレミアム消臭」は進化した防臭力をアピール
  • キレイキレイは菌の体内侵入を防ぐ衛生行動を全方位で充足
  • メソッドは「部位で選べる」「自分で治せる」を訴求
ライオン、コロナ禍の変化に即応した2021年春の新製品を紹介


キレイキレイは菌の体内侵入を防ぐ
衛生行動を全方位で充足

 ビューティケア分野では、新型コロナウイルスの蔓延に伴い不安が生じている様々な場面のニーズを捉え、ハンドソープの№1ブランド「キレイキレイ」において、2つの商品アクションで生活者との接点を拡大していく。

 1つ目の商品アクションとして、手洗いだけでは不安と感じている人へ手洗い以外の衛生行動を提案する「青のキレイキレイ」シリーズを投入する。

 手洗いだけでは不安な人が9割にのぼり、約8割の人が手指の消毒や身の回りの除菌といった手洗い以外の衛生行動を実践している中、安心のシンボルとして家族や社会の衛生を見守るキレイママを起用し、3つの新アイテムを発売する。

 「薬用手指の消毒ジェル」(指定医薬部外品、本体・携帯用:3月自然切替、つめかえ用:3月31日発売)は、密着ジェルがとどまって消毒、目に見えない細菌・ウイルスを洗浄・消毒する。手からこぼれにくく、剤が長く滞留するので、外出時や会議、人と会う前などあらゆるシーンで使える。

 「いつでもどこでも使いやすいという製品特性を活かし、手指消毒ジェルを青のキレイキレイシリーズのフラッグシップアイテムと位置づけ、新たな使用場面を創出による市場拡大に取り組んでいく」(同社)

 「薬用手指の消毒スプレー」(指定医薬部外品、数量限定・先行発売:1月19日発売、本体・つめかえ用:3月31日発売)は、帰宅時や食事の前などに手の隅々まで行きわたり速攻消毒する。乾きが早く、手に広げやすいノズルスプレータイプであることを訴求し、さっと消毒して次の作業に移れることを伝えていく。

 「除菌・ウイルス除去スプレー」(本体280mL、つめかえ用250mL、3月31日発売)は、外出先で手で触れた身の回りの衣類や持ち物の細菌・ウイルスを除去し、家庭内の侵入を防ぐ。99%除菌・ウイルス除去と24時間抗菌を訴求している。

 「青いキレイキレイが店頭にて一体陳列され塊として見えることで、衛生ブランドとしての認知を広げていく。フラッグシップアイテムと位置づける『消毒ジェル』は、剤が長く滞留することによる持続力の高さを訴求し、オフィス需要や持ち歩き需要を掘り起こすことで、使用頻度の拡大につなげていく」(同社)



 2つ目の商品アクションとして、手をかざすだけで自動できめ細かな泡が出てくる「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ専用オートディスペンサー」(5月26日発売、機器本体+キレイキレイ薬用泡ハンドソープつめかえ用+単3乾電池3本、オープン価格)を発売する。

 競合品と比べて良質な泡がつくられるほか、普段のつめかえ用が使えるようにするなど、ランニングコストを低く抑え使い続けやすい設計とした。誰でも簡単に衛生的な手洗いができることで、さらなる手洗い習慣の定着を目指す。

 「オートディスペンサーは大小様々なブランドから数多くの商品が投入されている。特にeコマースが主戦場となっており、電動タイプの構成比が非常に高くなっている。後発ながらハンドソープ№1ブランドから電動タイプを投入することで、より多くの生活者に気づきを与えることができる。これを機に、ハンドソープの使用量・ユーザーを拡大させ、市場活性化に貢献していく」(同社)

 新ラインナップが加わった「キレイキレイ」はこれまで同様、殺菌力を基本価値としつつ新たな衛生行動を提案し、「手洗いブランド」から「衛生ブランド」へ進化する。ウイルス不安のない社会を目指し、新しい衛生市場を牽引していく。

 「キレイキレイは菌の体内侵入を防ぐ衛生行動を全方位で充足することで、衛生ブランドへの進化を図り、菌やウイルスから大切な人を守り、人の心にゆとりが生まれる安心な社会を目指す。また、菌・ウイルスが気になるシーンに即した様々な衛生関連商品を提案し、生活者との接点を拡大していく。これまでは家族に選ばれるハンドソープブランドを目指してきたが、中期的には日本国民に選ばれる清潔衛生の絶対的ブランドを目指していく」(同社)

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