資生堂、グローバルサステナビリティキャンペーンを始動

粧業日報 2021年4月7日号 5ページ

資生堂、グローバルサステナビリティキャンペーンを始動
 資生堂は、スキンケアブランド「エリクシール」にて、つめかえ用パッケージの紹介活動を通じて、プラスチックごみの削減を目指すグローバルサステナビリティキャンペーンを4月21日よりスタートする。

 また、つめかえ用パッケージ商品を含む商品購入に対して、オリジナルエコバッグをプレゼントするプロモーションも、あわせて展開する。

 今後、エリクシールのつめかえ用パッケージ紹介活動は、日本のみならず、アジアの国・地域全体に拡大し、環境負荷低減に向けた取り組みを加速し、2023年には、年間約400トンのプラスチック使用量削減を目指す。

 また、2025年までに、エリクシールの主力商品はすべて、つめかえ対応をすることを目指す。

 同キャンペーンは、アジアでも高い認知率と好感度を誇る「ドラえもん」とコラボレーションして実施する。

 世界中の幅広い世代に愛されている「ドラえもん」にも力を借りて、「化粧品をつめかえて使用する」という国・地域によっては新しい習慣を、日本から提案・発信していく。

 「未来を生きる子どもたちのために、今、私たちができること。」をキーメッセージに、一人ひとりのちいさい行動の積み重ねで、きっと未来は変えられるという思いを込めたドラえもんのオリジナル3Dムービーをエリクシールブランドサイトにて4月2日より公開、TVCMは4月4日より放映する。

 エリクシールブランドの愛用者に、より親近感を感じてもらうため、35歳になった未来のしずかちゃんを起用。「ドラえもん」史上初の3世代共演の3DCGムービーで、しずかちゃんママ、しずかちゃん、そして未来のしずかちゃん、ノビスケが登場し、その姿を見守る「ドラえもん」の姿が描かれた映画のワンシーンのような60秒ムービーに仕上げた。

 エリクシールグローバルブランドユニット グローバルバイスプレジデントの寺西清華氏は、「『自分の大切な人との少し先の未来のため』と考えると、身近で大切なことだと改めて感じる。そんな思いをこめてキャンペーンを企画した。未来を知る『ドラえもん』に見守ってもらいながら、エリクシールと一緒に、つめかえ用を使うスキンケアをより多くの人に始めて欲しい」とコメントしている。
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