チューブ容器の豊富なバリエーションに定評があるベッセル・ジャパンは、CITE JAPAN2021に出展し、「ノース Ｎ10―８」にて、3つの新製品を中心に展示を行う。
新製品の1つ「バイオマスプラチューブ」は、感触や色味は従来品と同等レベルの性能を達成しつつも従来品と比べてCO2排出量を大幅に削減できるサステナブルなチューブだ。
同社は数多くのチューブを取り扱っているが、ほとんどの現行品をバイオマスチューブに置き換えて製造することが可能だという。
また、海外で大量に原料をストックしているため、バイオマスの配合率を柔軟に変えることができ、配合率の高低による価格差がないのも強みである。
通販･EC型販売を中心に需要が増加しているオーバル形状チューブの新規ラインナップも展開する。
商品の品質を確保しながら大幅な厚みの縮小を実現しており、ポスト投函型配送に対応しているため、運送コストやCO2の削減、さらに再配達によるドライバーへの負担を軽減する。
「メール便だけでなく、より配送料が安いネコポスにも対応できる厚み約18～20㎜の超薄型で、他社よりも低価格での提供が可能だ」（同社）
そのほか、独自に設計したキャップの形状が高級感を演出する「VGB型チューブ」も新製品として提案する。逆止弁により内容物の逆流を遮断するため、気密性に優れ内容物の酸化を抑えることができる。
楕円形キャップの採用により厚みを抑えており、ポスト投函型配送にも対応可能だ。
「環境対策やコストカットに多くの企業が注力する中で、当社のチューブ容器はそうした取り組みに貢献することができるだろう。CITE JAPANでは、様々な角度からニーズやトレンドに対応したチューブ容器を提案する」（同社）
