ベルジュラックジャポン、自然由来のマニキュアをCITEで展開

週刊粧業 2021年5月17日号 23ページ

カンタンに言うと

  • 香水やヘアトニックが好調に推移
ベルジュラックジャポン、自然由来のマニキュアをCITEで展開
 原料大手日光ケミカルズの100%出資子会社で、ネイルエナメル・ネイルケアなどの受託製造を展開しているベルジュラックジャポンは、第10回CITE JAPANに出展する。

 今回の展示会では、自然由来成分を最大で80%配合したマニキュアやリムーバーをメインに提案する。また、容器メーカーと共同で開発したマニキュアに特化した容器の展示も行う。

 当日は、ブースに1名、那須工場に2名が待機しており、必要に応じて工場に待機する社員とビデオ通話ができる体制を取っている。

 「コロナ感染者の発生による生産ラインの停止や納期遅れなどの事態を防ぐため、当社は工場における感染対策を徹底しており、外部の人が那須工場へ立ち入ることを一切禁止している。CITE JAPANでは、ブースでの感染対策だけでなく、工場での取り組みについても紹介する」(代表取締役 立山洋氏)

 2020年はコロナによる影響で対面販売が縮小し、大手本舗メーカーからの受注が減少したが、eコマースやインフルエンサー関連の受注を増加させたことで売上減を最小限にとどめている。

 同社はマニキュアだけでなく、香水・ヘアトニック・クレンジングオイルなど危険物を扱う化粧品の製造を得意としており、受注も増加傾向にあるという。

 「1つの製品や顧客に依存した状態では、コロナ禍などの緊急事態に大きな打撃を受ける可能性があるため、今後はマニキュアの製造を軸としながらも、もう1つの柱として危険物を扱う製品の製造に注力する方針だ。界面活性剤を多く取り扱う日光ケミカルズと、危険物の取り扱いを得意とする当社で協力しながら、アルコール製剤の製造に力を入れていきたい。CITE JAPANを通して、マニキュア以外の強みも知っていただけたらと考えている」(立山氏)
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