ライオン、ハブラシリサイクルでポスターデザインを募集

粧業日報 2021年6月16日号 4ページ

ライオン、ハブラシリサイクルでポスターデザインを募集
 ライオンは、テラサイクルジャパン合同会社と2015年から提携し、身近なSDGs活動として、使用済みハブラシを回収・リサイクルする「ハブラシ・リサイクルプログラム」を推進している。

 その一環として、6月8日~10月22日にかけて、未就学児から高校生までを対象としたハブラシリサイクルを題材としたポスターデザインコンテストを開催する。

 4回目の開催となる今年は「ハブラシ・リサイクルプログラムを広めよう」をテーマとして作品(A3もしくはA4サイズ。縦のみ)を募集する。

 「ハブラシ・リサイクルプログラム」は、日常的に使うハブラシを「ごみ」ではなく「資源」としてマテリアルリサイクルをし、植木鉢などの新たなプラスチック製品に再生する取り組みで、プラスチックごみの削減、再生資源の活用推進に役立てるべく立ち上げられた。

 学校での環境教育やSDGs活動の一環として回収活動が展開されているほか、気軽にできるリサイクルプログラムとして、公共施設、歯科医院、ドラッグストア、民間企業などが活動に参加している。

 同プログラムでは、参加希望者が個人・学校・団体などの単位で事前に「ハブラシ・リサイクルプログラム」HPから参加登録をし、回収ボックスなどを設置することでハブラシを集めている。

 使用済みハブラシが200本(約2㎏)以上集まったところで回収し、その回収量に応じてテラサイクルポイントが付与される。

 このポイントは、リサイクル製品への交換や任意のNPO団体・教育機関への寄付に使用することができる。2015年の開始以来、2021年1月時点で全国760拠点から、約78万本の使用済みハブラシを回収している。
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